
まずは、野菜売り場に直行。おおお~お、美味しそうな採れたての筍がならんでいる。「ママ、どうこれ・・」。「だれが、料理するのかな、面倒くさいんだから・・・」「いいよ、おれがやるから!」ということで上手い具合に、ママの策略にはまりました。次は、おかずだ。肉か魚かどっちにしようかとおもっていたら、魚売り場の前に人だかり!サワラが目に飛び込んできました。おおお、これだ!サワラは春を告げる魚、明日は 筍とサワラで春を味わおうということになりました。家に帰って、さっそく筍の下ゆで、私にやってということで、レシピ渡されました。自分から食べたいと言った私が軽率でした。でも嫌いでもないし、まあいいか、ということで納得・・・・
筍についてる土をよ~く洗い流し、穂先の部分を3cmほど斜めに切り落としました。次に火が通りやすいように縦に1本切り目を入れる。穂先のほうは深く、根元は浅く!そうするとあとで皮がむきやすいそうです。大きな鍋に筍とたっぷりの水をいれ買ったときについていた米ぬかと、棚にあった赤唐辛子を2本加えて強火にかける。煮立ったら弱火にし、沸騰させながら1時間ほどゆでました。この間、ビール飲みながらずっと火元番。手間がかかります。竹串がそっと通ったら、ゆであがり。ゆで汁につけたまま3時間ほど置きさましました。熱いうちに皮をむくと硬くなるそうです。後は皮を向き、水洗いし時々水をかえて1~2時間水にさらす。こうすることによってえぐみが抜ける。これで下ゆでは完了!翌日、筍ご飯はママ、さわらのみそ焼き担当はツンツンに決まりました。

サワラは春が旬の魚なので「鰆」と書き、俳句でも春の季語となっています。この時期春先から初夏にかけて、2~3月を土佐沖、3~4月を紀州、東海と回遊していて漁期にあたります。しかし関東では寒鰆と言われ、産卵期前の脂がのった1月~2月の真冬が旬とされています。どちらも美味しいのですが、産卵を終えた夏のサワラはいただいたことはありませんが、不味いそうです。
サワラの肉質は白身で美味、料理方法は刺身、塩焼き、煮付け、照り焼き、吸物、酢の物、味噌漬け等多くの調理方法がありますが、今回はサワラのみそ焼きをご紹介いたします。このレシピはテレビ東京の「男子ごはん」からもってきました。美味しそうだし、簡単だったので作ってみました。手頃に料亭の味がだせます!ママも大喜びでした。
★さわらのみそ焼き
【材料】(2人分)
さわら…2切れ
(A)
味噌…大さじ3 みりん…大さじ1
砂糖…大さじ1 酒…大さじ1
薄口しょうゆ…大さじ1/2
木の芽…適宜 ほうれん草のおひたし…適宜
【料理の手順】
1、さわらを網などにのせ、両面に塩(分量外)を振り、10分程おく。
2、Aの調味料をよく混ぜ合わせ、味噌だれを作る。
3、1のさわらの水気をよく拭き、味噌だれ半量と一緒にビニール袋に入れ、空気を抜いて10分程漬ける。(味噌だれの残りの半分は焼く時に使う。)

4、3の味噌を丁寧に拭き取り、グリルで焼く。味噌をよ~く拭き取らないと焦げるから要注意!
さわらの表面にうっすらと焼き目が付いたら、残りの味噌だれを上にのせて、再度約1~2分グリル等で焼く。(焦がさないよう注意)

5、焼き上がったら、木の芽をのせていただく。
ほうれん草のおひたしを添える。

筍ご飯は、次回ご紹介いたしま~す。
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