
本人たちはすやすや寝ております。
仕事に行く前に、子猫チャイ(8ヶ月)の去勢手術の段取りをしに
獣医師さんのところに行ってきました。
オスなので手術は半日で済むとの事。
朝麻酔して手術。夕方には帰ってくる予定です。
通院の必要もなく、自宅で化膿止めの薬を飲ませつつ一週間後に抜糸するだけのようです。
ゴールデンウィークを避けて、近いうちに手術決定です。
チャイについては以上。
で、もう一匹。
老猫のうなじゅうですが。
まず、大学の時に自分で拾っておきながら
実は何歳なのか、記憶があいまいになってました。
ところが先日、ネット(フェイスブック)で大学のときの演劇部の先輩と偶然知り合うことができて
「〇〇の公演の時だから16歳じゃない?」と
教えてもらいました。
16歳確定しました。
その、うなじゅうですが。
ずいぶん前から右の足首付近にソラ豆程度の腫瘍ができているのと
その足をかばうかたちで歩き方がヒョコヒョコすること。
(腫瘍は大きくなっていない)

左目のまぶたに、こちらも腫瘍ができていること。
最近クル病のように、首を「くっ、くっ、くっ」と
ひきつけをおこす時があったので
気になったので聞いてみました。

本人を連れてくるのは、うなじゅうの負担になるので
連れて行かず。
口で説明するのではなく、スマートフォンの画像を見せて相談、という
いまどきな患者で(*^.^*)診察してもらいました。
スマホの画面は大きいので、こういうときに助かります。
結果としては実際に触診しないと分からないという大前提のうえで、
腫瘍が良性か悪性か判断して
悪性なら取る。
良性ならそのまま。しきりに舐めたり噛んで傷になるようなら取っても良いとの事。
こちらは手術するなら一泊。
うなじゅうは、腫瘍を気にして手首を舐める仕草はありますが、噛み傷をつけるほどではないので
良性ならそのままでもいいかな、とは思っています。
見た目を気にするつもりは全くなくって、
手術するとなると、全身麻酔になりますから、むしろ「高齢の全身麻酔による危険性」が心配。
それと飼い主は事前に手術を知っていても、当の本人は
いきなり外に連れていかれて、病院で一泊という「精神的負担」のほうが心配です。
「16歳で全身麻酔って、よくある事ですか?」とお医者さんに聞くと
「最近は増えてきたなあ」と。
ペットも生活環境の改善で、高齢化がすすんでいるようです。
一応、全身麻酔でも方法が何種類かあるようで
麻酔注射の量を減らしてガス吸引の麻酔を中心にすると
いざというときに麻酔を抜きやすい
(ガスを送るために口にはめるケースをはずせば、あとは麻酔は体に入らないので、すぐに自然呼吸で麻酔が抜ける)らしくて、
全身麻酔の危険性というのは僕が思っていたよりも
回避できる方法があるようです。
ヒョコヒョコ歩くのは、腫瘍が原因というより
筋肉かスジの問題。
首をカクカクさせるのは神経の問題の可能性が高いそうですが
年齢も考えて、生活に問題がなければそのままでもいいのでは。
という判断でした。
僕もそれでよいと思います。
僕は「とりあえず様子を見る」というのはあまり好きな言葉ではありませんで
それで事態を悪化させるなら、とっとと病院に行った方がいいと考えるタイプなのですが。
ことペットの場合は、
本人と相談できないこともあるので
大騒ぎさせて、大変な目に合わせて「完全回復」を望むよりも、
ゆったりとした毎日を過ごす
「生活の質--クオリティ・オブ・ライフ (Quality of Life, QOL) --」
を目指したほうが、当人は幸せなんじゃなかろうか、と
思います。
まあ、本人が苦しんでるとか、明らかに病気とか
脱水とかなら、一刻も早く連れていきますが。
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