経験は強し

2012年4月26日(木) 2012-04-26T22:06:33+09:00 277 / 1

今日は、りゅうのすけの保護主さんに電話してみた。

りゅうくんが風邪のようなんですが・・

「この時期は、多いよ～風邪ひく子。温度変化が激しいから、みんなひいてしまうの」

あっ！そうなんだぁ！！

一件落着ぅ。


毛が抜けるのは・・換毛期だから？

「そう、春はねぇ、毛が舞ってすごいの～。夏くらいまで続くこともあるよ。猫飼ってるとしかたないんだねー。ブラッシングすると何か作れるくらい抜けるよー」


二件落着ぅ～。


どのくらい食べないとやばいの？
どうやって食べさせるの？
水は飲ませないといけないの？

それはねぇー・・と次々ピンポイントの回答が返ってくる。

そうそう、こういう答えが欲しかったの。病院で・・。

血液検査だ、ウイルス検査だと大騒ぎする前に、この季節はねぇ・・という話が先だと思うの、ふつう。

最近の獣医さんは、季節がわからないのかな。
それとも、自分で飼ったことないからわからないとか？
猫飼ってれば、かんたんにわかる話だもんね。

その前に行った動物病院でも、「夏は虫が出やすいんですよね？」という話をしたら、なんと通じなかったのだ！

猫飼ってれば、夏場にノミとか寄生虫が活躍することくらいわかるはずだ。

思うに、机上の難しい知識ばっかり先行して、目の前の当たり前の日常がわからなくなってるのじゃないだろうか。
学会やら、流行の病気、機械、薬、フード、経営の知識の取得に忙しいのか。

最低どのくらい食べないと命にかかわるのか？という質問に、「フードで1日に所定の量」というトンチンカンな答えが返ってきたら、どうすりゃいいのだ・・・。（昨日の病院だが）


せめて、獣医さんが難しいとしても、看護師さんくらいはこういう目線で現実的なサポートをしてほしいと思うのですが・・

残念ながら、まだ出会ったことないです。そーゆー方。

一番身近でいろんなことを知ってるのは、長年いろんな猫を見て、世話している人だったりする。

ボランティアさんの知識の深さは、すごい。
相当ひどい状態の子たちを何頭も世話していれば、当然か。

最近の病院が何か遠くの世界に行ってしまってる以上、こうした経験上の常識を期待するのはやめて、うまく使い分けをしていくしかないのかな。
それとも、まだいい病院に出会ってないだけなのか・・。

検査は、必要なときにはとても有効な手段だと思うけど、必要でもない時に何でもかんでも安易に走るのはどうかと思う。

儲かるのは、製薬会社とその代理店と化した病院。

簡単で、儲かって、いいよね、検査は。経験も腕もいらない。

答えが出るから、考えなくていいし、責任もとらなくていい。

・・やっぱり多用はまずい道具だとおもいますよ。