私が、お願したのです。
それで部屋の片隅の床の処で休んでいます。
私は２mくらい離れて時々様子を見ています。
余り見ていると、ソックスが休まらないので、日記を書いています。
今日は一日、玄関横の部屋の冷たいタイルの床の上にいました。
ゲージに連れて来ても其処に行く所を見ると、冷たい場所が良いのでしょう。
さて、今日の夕方病院へ行きました。
とうとう、カウントダウンが始まったようです。
明日も、朝病院へ行くつもりです。
痩せて小さくなった体を抱きながら、苦しまなくてすむようにいつも祈っています。
幸せを感じて欲しいと…、愛情を感じて欲しいと…祈っています。
＜昨日は、ハーブの花壇までやって来ました。随分冒険したのでしょうね。＞
ソックスは、最初に病院へ行く、３日前まで、Cwoを追いかけていました。
４月の中ごろまでは、じゃらし遊びが好きで…ハイジャンプをしていました。
どの子よりも激しく遊んでいました。
此処２カ月位、夜は私とこの遊びをする習慣になっていました。
娘達もよく遊んでいました。姪も来る度に相手をしていました。
病院へ行った日(21日)の前の日は、流石に遊びませんでしたが……。
食事も細くなっていたのでしょうが……それでも、ちゃんと食べていました。
本当に急だったのです。
＜タワーの上の２月のソックスです。元気でしょう。
Cwoにちょっかい出している所です。ヤンチャでしたから……。＞
リンパ腫の癌は、進みが早いですね。
そして、白血病が発病しました。血液細胞を破壊してしまいます。
３０日にその事が判ってから、私はまたソックスのストーカーになっています。
昼はなるべくそっとしていますが…、夜は近くで寝ないと気が済まなくて…。
ソックスは私が眠るのを待って、好きな場所で休みます。
そして私は、ソックスのいる場所の隣の部屋に移って寝ます。
馬鹿げていますよね……。
今日、病院から帰っても、ソックスは元気がありませんでした。
骨と皮ばかりになった、小さな体を抱きながら……、｢頑張っているね～、
偉いね」とか、「ありがとう、大好きよ」などと声を掛けています。
日に日に体がやせて行きます。ビックリするほど…早く…。
癌が末期でと宣告されたのは、ソックスだけではありません。
父もでした。
今は癌でも治る時代です。でも……治らない癌もあるのです。
なんとか出来ると言うなら、どんな難病にも、かすかな望みがあります。
如何にもならない……と言われた時の辛さは……、味わったことのない人には
想像もつかないでしょう。
この医学が進んだ時代に……です。
父は最後まで、泣きごとも言わず、凛としていました。
ですから、私も泣きませんでした。とくに父の前では……。
父とは、色々な話をしました。
政治の事、テロの事、人生の事、花の事など…。
ソックスも、ジーと耐えながら、生きています。
私達家族は、泣いてなんていられません。
一番辛いのは、ソックスです。小さな体で耐えているのですから…。
人生には、何も出来ずに耐えるしかない事が沢山あります。
＜テレビが大好きでした。長い時間ジーと見ています。
２本足立ちになって、触ってみたりして見ています。
この子も、段ボールの中が好きです。
高い処も…タワーの上、キャットウォークの上も好きです。
そしてこの子の為に買ったアイアンの衝立…、ある晩、誰もいない
１階で物凄い音がしました。どうやら、よじ登って倒したようです。＞
今日も私は痩せたソックスの暖かな体を抱きながら…、粗い呼吸を
体に感じながら…、この子が生きていると思うと……其れだけで幸せと
思います。
獣医さんは、思ったほどの治療効果が出ずに申し訳ないと言われましたが……、
あのままではなく、色々な事が出来た事、ソックスが嬉しそうだったこと
とても有難く思っています。
この頃ソックスは、随分抱っこをしてくれます。体が、辛いのでしょう。
皆さま、御心配をお掛けして、申し訳ありません。
是からは、何が起こるかわかりませんが……、若しかしたら、
日記が書けなくなるかもしれませんので、内容がとても暗くなりましたが
ご報告致します。
コメントは、迷いましたがフリーに致します。
ですが、無理をなさらずに……、今まで、皆様には沢山親切にして頂き、
本当に感謝しています。
ぺったん したユーザ
ぺったん
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