アレルギーの怖い話。

2013年2月5日(火) 2013-02-05T16:36:33+09:00 6637 / 4

顔、手、足、背中、お腹

体中が膨れ上がった　ある冬の日の午後

呼吸困難とともに　尋常ではないかゆみが襲う。



「アナフィラキシーショック　第一弾」

お弁当の中の　「あわびの甘露煮」　を食べた直後の出来事。



さかのぼること〇〇年前。　わたくし中学校１年の冬休み。

日頃から常備していた　「抗アレルギー製剤」　を飲んで　

数時間　寝ただけで治してしまえたのは奇跡だったのかもしれない。

13歳の私の体は抵抗力があり、免疫力もあり、

市販の薬だけでたまたま良くなった。



先日　あの中学１年生の時　以来の　重篤なアナフィラキシーショック

になったから　とにかくいろいろ調べた。

結果にアナフィラキシー以上のショックを受けた。



なんと　''殺人貝''

が いたのだ。その名は

「ラパス貝」　チリ産

「ロコ貝」　　チリ産　　



アレルギー体質の人が食すると　アナフィラキシーショックを引き起こす　

危険度の高いアブナイ貝だ。

スーパー、デパート、はたまた高級料亭がプロデュースする　

おそうざいや　瓶詰め　パック詰めの

煮貝、つくだ煮、〇〇漬け　etc...などに使われているという。



ちなみに　代用あわび、ニセあわび　ニセとこぶし、ニセ赤貝、

回転すしの貝類は　ほぼニセモノ　代用貝なのだそう。



日本人が食べている、日本近海で獲れるアワビは　

ミミガイ科　という種類。

しかし　ラパス貝、ロコ貝は全く種が異なる。




めったと食べることはないが、本物のアワビを食べてあたったことがない。

自分の体で証明している。




「ラパス貝」　で検索すると　たくさんのアナフィラキシーショックで

苦しんだ人の体験談がある。

みんな　「死ぬかと思った」　くらいの危険にさらされていた。




「仕入れ値が安いから」　「本物のアワビは高いから」

という利益追求だけの理由で　輸入が許可されている。

どこかの企業の理不尽な利益のために

私たちの命は　危険にさらされている。



全国大型スーパーマーケットのおそうざい売り場で　

「つぶ貝の煮物」があった。　裏を見ると

「トップシェル」　　と書かれている。　聞いたことがない。

はじめましてこんにちは。　である。



健康被害が出ているのに、なぜ輸入を許可するのだ。



「ラパス貝　ロコ貝　は　殺人貝です。

十分お気を付けください。」