nimonimo2
愛知県 45歳 女性 ブロック
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愛猫さっちゃん&まりもちゃんにメロメロな日々。
サイクリングと散歩が大好き。
ワクチンのお勉強 5回目 病気との関連事例
2013年3月25日(月)
2013-03-25T00:48:26+09:00
319 / 2
前回のつづきです ^^
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何年か前を振り返り、過去のある症例について手短にお伝えしようと思う。
ワクチンが実際には病気の原因になっているかもしれないことを初めて耳にしたとき、私は懐疑的だった。
もちろん、アレルギー反応やその他の即時反応については知っていたが、これらの初期反応はそうした問題の範疇だと思っていた。
しかし、ある症例によって開眼することになった。
フラッフィーは可愛らしいペルシャ猫で、同じように可愛らしい女性の飼い主と一緒に暮らしていた。
フラッフィーは頻発する発作性の膀胱炎をわずらっており、その病気は従来の治療法やホメオパシー療法に対して非常に耐性が強かった。
私はフラッフィーの飼い主とフラッフィーが好きだったのだが、かなり気の滅入る症例だったため、私は飼い主からの連絡を受けるのが嫌だった。
膀胱感染症は、再発するまでにそれほど長い間抑えることはできなかった。
ある日私は、次に深刻な事態に遭遇した場合にどうすべきか、その手がかりを求めて過去の記録を見直していた。
膀胱炎の発作は、必ず毎年のワクチン再接種の1ヶ月後に起こっていた。
私はフラッフィーの飼い主に、フラッフィーにワクチンを打つのをやめることを提案した。
するとその後、フラッフィーの膀胱炎の治療を2度とする必要がなくなってしまった。
私は、たとえこれが感染症だったとしても、ワクチンは確かに病気を引き起こすことがあるのだ、と結論付けるしかなかった。
一度ワクチンが誘発する病気の可能性に気付くと、それを普通のこととしてとらえるようになった。
それだけでなく、あるワクチンが、ワクチンによって予防しようとした急性疾患に似た、慢性疾患の原因になりうることが明らかになった。
汎白血球減少症(FPL、猫パルボウイルス感染症)が良い例だ。
汎白血球減少症は、主な症状に、ひどい嘔吐と下痢を引き起こす腸管の炎症と変性(機能悪化)、免疫抑制、食欲不振、鼻の粘液膿性分泌物、脱水症、急速な体重減少につながる深刻な白血球の減少(白血球減少症)などがある。
猫によく見られる慢性疾患は、これらの症状の多くに一致する。
自己免疫性の腸の炎症である炎症性大腸炎(IBD)が、今日まん延している。
この病気は20年前には事実上存在しなかったにもかかわらず、今日では最も頻繁に診断される病気の一つになっている。
猫はまた、免疫機能不全や免疫抑制に極めて影響を受けやすい。
免疫抑制状態は、2種類のレトロウイルス(猫白血病ウイルス(FeLV)および猫免疫不全ウイルス(FIV)と関連してきた経緯があり、その他は疑われている。
私はこれらがそれぞれ別個の病気として存在するというよりも、同一のものと考えている。
しかし、複数のウイルスが免疫抑制によって開かれた生態的地位(ニッチ)を満たす可能性がある(慢性疾患をともなう場合は、その病気が感染よりも優先することを忘れてはならない)。
これは、HIV関連ウイルス(エイズウイルス)を持つ人とおそらく同じだ。
猫汎白血球減少症ウイルスを含むパルボウイルスは、免疫抑制性が非常に強いとして知られている。
さらに、私は猫の上気道感染症は、汎白血球減少症ウイルス誘発による免疫抑制の慢性状態であると疑っている。これには眼脂をともなう傾向がある。
同様のシナリオは現在、犬にも存在する。
・・・
===
ということで、次回は犬の例も出ます。^^
なんだか、表面に出てくる症状は別の病気なのに、実際はワクチンが引き金になっている・・というところがコワイなぁと思います。
誰も、ワクチンと結びつけて考えないですよね。前提知識があって経験豊富な獣医さんは別として。
ここで出ているパルボウイルスは、おなじみ3種混合ワクチンの中に入っています。
つまり、みなさん、エイズウイルスのような性質のウイルスを、一番ポピュラーなワクチンで毎年飼い猫に接種させている! ということです (^^;
いったい、どういうことなんでしょうね・・。
うちのりゅうくんも、可能性ないとはいえないんだよなぁ・・
ワクチン打って1-2ヶ月後だったし。
まぁ、それはナゾとして・・、まだ続きますのでよかったらお付き合いください。
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