「手術終了しました。今日、経過を説明するので病院へ来て下さい。」
と連絡が入る。
診療修了時間が勤務時間内なので、急遽年休を取って病院へ行った。
・当初は、骨にプレートを埋め込み固定する予定だったが、骨の細さが3㎜のため、ギブス治療に変更したこと
・1か月は絶対安静にしていること
を以前撮ったレントゲン写真を見ながら告げられる。
先生 「今までに、猫を飼ったことはありますか?」
私 「(ここで、生きものを飼ったことがないと答えると拙いかな・・) 犬ならあります!」
← 子どもの頃、1カ月ほど捨て犬に餌をやっていた。ある日学校から帰ってくると「保健所に連れて行かれたよ。」と親が知らせてくれたという経験。当時はおおらかな時代で、ご近所さんたちもその犬に餌をやっていた。どう考えても、『飼った経験』とは違うだろ!!!
先生 「(少し安心したように笑った) 猫は、トイレと餌箱・水入れを用意して下さい。ケージは病院の方で御貸しします。」
私 「ケージを貸して下さるんですか!! ありがとうございます。申し訳ありません。」
先生 「今日はまだ麻酔が効いてますので、経過をみるためにも入院した方が良いでしょう。」
私 「分かりました。よろしくお願いします。」
次の日、また年休を取って病院へ
先生 「餌は、これをあげて下さい。この仔の場合、1日20gですね。1日に3回ほどに分けてあげて下さい。これで1週間ほどは保つはずです。もし、餌を飼われるのであれば、総合栄養食をあげて下さい。」
私 「(・・・・3回? 朝、昼、夜だよな。昼は職場でだから、餌はやれないぞ><、総合栄養食???) あの~、昼は・・」
先生 「ああ、働いておいでですものね。その場合、置き餌にすれば大丈夫ですよ。」
私 「(ホッとして)はい、分かりました。」
先生 「心配していた排泄ですが、自力でできます。ご飯もドライフードを食べてますから大丈夫ですよ、食欲も旺盛ですし。」
先生 「抱っこが好きな仔ですよ。たくさん抱いてあげて下さい。」
私 「(絶対安静なのに、抱っこしていいのかな?)・・分かりました。。」
先生 「ギブスがこれくらい(指一本をギブスの間に差し入れる)のゆとりなら大丈夫です。もし、きつくなったら病院へ来て下さい。今、成長期なので。次は2週間後に来て下さいね。」
私 「はい。」
ないるが入ったケージ、餌の袋、ダンボールで作った猫のトイレを車に積み込み、帰りにホームセンターで猫砂と餌を仕込んで帰宅。
ケージをよっこらと車から降ろし、一番暖かな居間に据えた。

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