初めての餌やり。私が使っている食器の小さめで浅いものを選んで、餌を入れる。
「え~、一食分ってたったこれだけ!」
予想の3分の一程度。こんな分量で生きていけるのか!! 餓死するんじゃないんだろうな!!!
ちがう食器に水も入れ、恐る恐るケージの中に入れてみる。すると、仔猫が食べ始めた。
かわゆ~い!!!! こんなに可愛いなんて思ってもみなかった。一生懸命、モコモコと食べている。 あっ、水も飲んでる! なんて可愛いの~!!!!と見取れている間に、全部餌を食べちゃった。
次は何をするのかな~とケージの中を腹ばいになって見つめていたら、こちらを向いて、ないるが「みゃあ」と鳴いた。
「よく分からんが、餌がもっと欲しいということか?そういえば、病院の先生が『欲しがるだけあげて構いませんよ。』と言ってたよな・・。」
また、餌を出して前と同じ量だけ置いてみる。すると、またモコモコとたべだしたが、今度は餌が残っているのにこちらを向いて、「みゃあ」と鳴く。
「・・・分からんが、ケージの外に出て歩きたいということか? しかし、絶対安静だぞ!・・・そういえば、『抱っこして下さい』と言ってたな。」
ないるを抱き上げ、「よしよし。」と声をかけてみる。
「みゃあ、みゃあ。」
鳴きやまない。
「よしよし」と今度は声をかけながら、もう片方の手で撫でてみる。
「みゃあ、みゃあ、みゃあ。」
「よしよし、よしよし。」
もう、どうしていい分からない。ないるを撫でながら、部屋中をウロウロ歩きまわってみる。
「みゃあ、みゃあ」
「よしよし」
1時間ほど、居間と台所をひたすらグルグルと周っていた。
・・・・猫の飼い方を、勉強しないと。それも早急に!

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