ものすごい風と雨。
いろんなものが、音を立てて
吹き飛ばされ、
さながら台風のような喧しい夜。

↑今も昔も理知的なタレ目具合
ウタリさんは、
相変わらずこんなハプニングが大好きで、
夜中になっても、
家の外の音以上に、
階段を上ったり下りたり、
玄関の戸を手で押してみたりと、
忙しくしてる。
たまに枕元に来て、
鳴くわけではなく、大きな鼻息を聞かせてくれる。
んふ~って。
いつになくワクワクしてる。
その興奮が伝わってくる。

↑ネコム隊長。異常ナシ!
私も子供のころ、
台風や雷雨が好きだった。
増水した川の、今にもこぼれんばかりの様子や、
頭上を雷雲が素早く通って行くのを見ては、
親に怒られた。
だから、ウタリさんの気持ちは
何だか分かる気がするのだ。
子供みたいだなって思うけど、
君はまだ3歳にもなってない立派な子供だ。
たまに私が枕代わりに使う君のお腹には、
色んな遊びが詰まってる。
それは、この世界を楽しむための、
気持ちの新鮮さかもしれないね。

↑疲れたら寝る。それが自然の摂理。
猫の瞳がくるくる変わる。
世界はいつだって止まってなんかないわけだし、
その瞬間瞬間を楽しめるように、
たった紙切れ一枚でけし飛ぶかもしれない、
歴史の生き証人になれるように、
もっとワクワクしていよう。
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