慌ただしい風や、
季節外れの夕立。
そんな時でもレプンは、
ゆうゆうと、雨が激しく地面を打つ音を聞いたり、
ハーブが雨粒に当たって、激しく上下する様を覗いたり、
庭のどこかで鳴きだす、カエルの姿を捜したりする。

↑お気に入りの場所。ここから庭を見渡す
去年の夏に生まれた君は、
色んな「はじめて」をこの場所で経験する。
好奇心旺盛な君は、
おそらく何の疑問もなく、その「はじめて」を受け入れてる。
ホントに楽しそうに。

↑たまった雨も偵察中
ふだん、何気なく見過ごしてしまうもの。
勝手に私が「つまらない」と判断してるもの、
また、あまりに日常的で「不感症気味」になってしまっているもの、
そういったものを、君は、丁寧に掘り起こす。
そうして、この世界が美しいことを
もう一度教えてくれる。
君の視点で、
私の世界はリニューアルされていく。

↑新しく出した椅子も、あっという間に彼女のもの
レプンという名前をつけたとき、
この世界を楽しんで泳ぐ、誇り高き海の王、シャチのように、
との想いがあったけど、
私の想像以上に、君は、とっくにそうだろう。
もっと私を飛び越えて、
君の世界で一緒に遊ばせておくれ。
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