
とても小さな猫さんで保護した時の体重は1,5kgほど。
仔猫だと思って保護したそうです。

叔母の顔を加工しすぎてお化けになってしまいましたが、そこは気にしないでください。(笑)
去年の11月から職場の周辺で見かけ、5月に保護。
この写真の時は、保護してから一か月後ですが、2.6kgにまで体重が増えていました。

保護してすぐに避妊手術をしたそうですが、お腹の中には赤ちゃんがいたそうです。
病院のお医者さんも仔猫だと思っていたらしく、驚いていたそうな。
里親を探すのを手伝ってほしい、と言われ、私も微力ながらインターネットで呼びかけたり、アドバイスをしたりして(←偉そう。(笑))、お手伝いさせてもらいました。
私がこの話を聞いたのがつくしを迎えた2日後。
避妊も済んでいて、もう少し早く聞いていればうちで飼えたのに・・・、と叔母に言いました。
『え~、あんた2匹目受け入れる気あったの~?』
叔母もビックリ。
私、はじめは、わらびさん1匹で精いっぱいだと思っていたので、周りにもそう言っていたのです。
多分、先に猫を保護した話を聞いていたら、私はこの子を引き取って、つくしはうちに来なかったんだろうなぁ、と思うと少し不思議な気持ちです。
1月ほど里親さん探しをしました。
呼びかけのかいもあり、成猫だというのに嬉しいことに何人か候補さんが上がってくれました。
私の友人も数人、里親さん候補として立候補してくれていたのですが、叔母は迷っていたみたいです。
迷っているということは、これは叔母が飼うかもしれないなぁ、情がうつったのかも・・・、と思ったので、とりあえず友人には、立候補してくれたことにお礼を言って、叔母の方で他に飼ってくれる人が出てきた、といったんお断りしました。
爪切りが出来ずに困っていたらしいのですが、私が爪切りマニアで、簡単に爪切りが出来ると知って、飼う決心をする後押しになったようです。
以前、叔母は猫を飼っていましたが、その時の猫ちゃんは病院の勧めですべての爪を手術で抜かれ、とても可哀想でした。
叔母もそのことがネックだったようです。
その子は、私が生まれて初めて身近に感じた、ペットではなく、家族として扱われていた猫ちゃんでした。
その子は大人になってから叔母の家に来ました。
どこかで飼われていた子が、前の飼い主さんが飼えなくなったので引き取ったそうです。
その子は大人しくて、人が大好きでわんこみたいに人に寄ってくる頭のいい大人しい子でした。
まだ小さかった私もその子が大好きで、たくさん遊んでもらいました。
その子が死んでしまった時にはショックで信じられなかったのを覚えています。
叔母もその子がなくなって数年、その子の事ばかり話していました。
数年後に、叔母が、猫ではなく今度は犬を飼いはじめた時、意外でビックリしました。
数年後に話を聞きましたが、その当時はその猫の思い出が大事過ぎて、新しい猫ちゃんを迎えることが出来なかったそうです。
叔母は今、老眼が始まっていて爪切りをするのが少し怖いそうです。
実際、おばの目の前で、この猫ちゃんの爪切りをしてあげると、私が意外と簡単にやるので驚いているようでした。
どのくらいの頻度で爪切りが必要なのかを聞かれ、『仔猫なら月に3回~4回、大人猫なら月に1回~2回ほど』というと、『そんなに!?』と少し困っているようでした。
病院で切って貰おうと思っていたようですが、回数が多すぎるみたいです。
『いつでも行ける日は爪くらい切りに行くよ』、と伝えると『お願いするわ』と言われました。
老眼とか、考えたこともなかったです。
でも、当然ですよね。
猫ちゃん、20年生きますもん。
人間もそれだけ年を取ります。
わらびとつくしが天寿を全うするまで、私はあの子たちの爪が切れるのかな・・・?と少ししんみりした気持ちになりました。
たくさん写真を撮って、たくさん構ってあげて。
今出来る事を、惜しまずやってあげようと思います。
最近のコメント