ちょっと前の日記です。
この二年間、この季節になると銹子(さびこ)かあさんがかわいいさかりの仔猫を連れて家の廻りに来ていました。
銹子さんは猫好きの弱みがちゃんと判っているようで、さりげなく仔猫を私たちに託して自分はどこかに行ってしまいます。
昨年度はヤヘヱヂ、一昨年度はさっちゃんとよっちゃん。
まんまと銹子さんの策略に引っかかり、孫の茶々。まで家の子になりました。
去年の10月ごろ、お腹の大きい銹子さんを見てから姿が見れず、冬を越せたか、仔猫はどうなったのかと心配していたのですが。ご近所で保護され、手術もしてもらって、元気に暮らしていることがわかりました。
再会の嬉しかったこと。思わず泣きたくなりました。
ご近所さん、ほんとにありがとうございます。
銹子さんは6匹の仔猫を産んだそうです。里親を探してもらい、里親が見つからなかった子も一緒に保護してくれていました。
血は争えないもの、茶々そっくりの女の子もいました。茶々から見れば年下のおばさんです。銹子さん、なぜかそこでもサビって呼ばれていました。
今年は猫が増えることもなく、仔猫が国道を走る車に轢かれ命を落とすこともないと安心していたら、ある日突然、入口にオスの1歳くらいのトラ猫がちょこんと座っていました。
キジトラとサバトラの中間ぐらいの色で鼻が短いのか目と目との間が狭いのか、ちょっとJOYに似たこの子。ちょっとブサイク。
耳のところの毛が長いので冬になるとちょっと長毛になるのかもしれません。
人に慣れていてここまで育っているところをみると誰か捨てていったのでは。
いつもお行儀よく座っていて、おとなしい子だなと思っていたら、声が出せないんです。
この子を見つけた弱カスのヤヘヱヂはびっくりして一週間、姿を消したままでしたが、慣れてくれば相性がいいのか、大の仲良し。この子の声が出ない分、ヤヘヱヂが代弁して大きな声で鳴いてくれます。
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これから先、この子はどうなっていくのか。
とりあえず、名前を。
男の子だと思っていた茶々につけようと考えていた名前。前からの日記を読んでくれた猫親戚のまめおさんが、いいタイミングで「ちゃめろんさん、この名前はないべ~」ってメッセージをくれたので、敢てこれにしました。
たぶんまめおさん私が猫の名前を考えているなんて思っていなかったでしょう。
「凸助」。
「でこすけ」ではありません。山形なので訛っています。「でぇごぉすけ」。
「でぇごぉすけぇ~」呼ぶと返事はできないものの、尻尾をピンと立てて急いで走ってくるので大変喜んでいるようです。
不自然な細っそ~いシマシマの尻尾…
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この貧弱な尻尾の正体は…
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