まずは華チャンのこと。
華チャンは2年前の6月、一度死にかけたことがある。
ある朝、華チャンの前夜のご飯が、全く手付かずで残っていた。
いつもベッドで一緒に寝るのにいない。
ソファーの上で丸まっている華チャン…
『華チャン、どうしたん?お腹空いてないん?』
ちょっとだけ顔をあげる華チャン…お鼻が真っ白…
そのまままた目を閉じて丸くなった。
触れると、冷たい!
猫の体温は人間より高く、平熱でも39度程度なのに!
ただ事ではない。
半年前に、風太クン(享年3歳)を亡くしたばかりだった私は怖くなった。
その日は仕事…
でも、そんな状態の華チャンを置いて仕事に行けない…。
会社に電話して事情を話す。
『え?猫やろ?』って言われた事は今でも忘れない。
人間の子供が保育園で熱を出せば、母親のスタッフはすぐ早退する。
次の日も、子供の具合が悪いとすんなり休める…
世間的に猫=ペットなのはわかっているけど、
私にとっては大切な家族。
放って行けるわけがない。
病院へも電話して、すぐに華チャンを連れて行った。
異物を食べていないか、排尿、排便は出来ているか等色々聞かれたけど、焦っていたのでトイレを確認していない。
私が寝ているうちに何か食べたのか??わからない。
昨夜私が寝る時はいつもの華チャンだったのに…
体温が36度まで下がっていた。
レントゲンを撮って貰ったけど、異物はなかったので
血液検査をすることに…
その結果、急性腎不全の可能性がある…
クレアチニンの数値が4.8だと…
正直、数値の事を言われても良くわからない。
歳をとると、猫は腎臓を悪くしやすいのは知っていたけど、
華チャン、まだ2歳なのに!?
先生の話だと
この若さで腎不全になるなら、先天的に腎臓が悪い可能性が高い。
意識がなくなっていてもおかしくない数値ですよ。
もしかすると、もう長く生きられないかも知れない…と。
涙が出そうになるのを必死でこらえた。
そして華チャンは3日間入院。
その間仕事に行っていても、心配で仕方なかった…
退院する時は、少しご飯を食べられるようになっていた。
その後も1ヶ月間、毎日点滴に通い、様子を見ながら点滴の回数を
3日に1回(1ヶ月間)、1週間に1回(2ヶ月間)続けた。
その間にも、1ヶ月に1度数値を検査した。
ご飯も腎臓の事を考えて、療法食に変更。
だけど療法食はキライで食べない…
いつものご飯だとパクパク食べる…
いつものご飯に混ぜてごまかしてみたけど、器用に療法食だけ残してる…
そうしているうちに、華チャンはすっかり元の華チャンに戻って元気に走り回って、遊んでくれと、私のそばにオモチャをくわえて持って来るようになっていた。
朝起きると、枕元にオモチャが2~3個置いてある。
元気になった証拠☆(^^♪
検査では、発症時より数値は下がっているものの、毎回3.5~2.3くらいで、正常値よりはかなり上回っている状態。
いつ頃からか華チャンは、私が仕事から帰ると病院に連れて行かれるのがイヤで、ベッドの下に隠れて出て来なくなっていた。
病院へ行かないとわかると、出てきて甘えてくる…
先生に相談して、体重が減るのが一番良くないから、
いつものご飯しか食べないならそれでもいい。
点滴止めるのは怖いけど、元気があるなら定期的に検査をしながら様子を見ましょう…ってことになった。
あれから約2年…華チャンは元気なまま過ぎた(〃^∇^)
先日百チャンの風邪の薬を貰いに行った時、華チャンのことを聞かれた。
元気です!と答えると、『元気な時に検査してみましょう』と…。
で、行ってきた結果がコレ
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体重は発症する前とほぼ同じ、3.1kg。
数値は…やっぱり変わってない
でも、
『2年間、点滴も療法食も止めていて、元気もあって体重も減ってない…断言はできないけど、もしかするとこの子にとって、これが普通なのかもしれない。
人間でも数値が異常なのに元気な人がいるように、生まれつきの体質なのかもしれない。
ただ、検査は定期的にした方が安心ですよ。』
って言われたよ(;'∀')
華チャン、特異体質??
私は華チャンが元気で居てくれるなら、なんでもいいよ~(๑→ܫ←)♥♡
『病院キライ!疲れたにゃ…(+_+)』
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百チャンのお話は次回に(。▻ ܫ◅)ノ
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