キムンという黒ヒョウの子どもがいました。
彼は、お腹が空くと
ニャアニャアと、寝床につく私たちの周囲を鳴いて周り、
私たちを叩き起こしたものです。
それより厄介な存在が、
その弟であるピリカでした。
彼は、朝の5時半頃から鳴き始め(苦笑)、
それだけでは納まらず、布団から露出している
私たちの腕や足を噛むのですorz
それでも寝ていると、時に頭をポコポコ叩くのです・・・
早朝から、猫にしばかれる自分という、
自己の存在の儚さを、絶望という名の夜明けが、
定義していくのです。
そんな彼らも、去ってしまいました。

↑在りし日のピリカ。雀を捕まえるWS開催中
ウタリさんは、我々の身体に重みというプレッシャーで、
朝食への憧憬をあらわします。
それはレプンも同様。
彼女は、枕元に立ち、我々の瞳が開くのを、
一瞬たりとも見逃すまいと、睨んでいるではありませんか。
ただし、無音。
平和なものです。
そんな私たちの、
束の間の平和を、打破し唾棄し、
破壊する者が現れました。
6時20分になると、あの魔女がやって来ます。
魔女の名前は「チュプ・ノンノの朝」
彼女はナァナァ鳴き続けながら、
我々の布団を、バシバシ殴って周ります。
そして頭を踏み、指や足を噛み、
およそ考えうる限りの残虐非道、
暴力と凌辱の嵐を繰り広げます。
彼女の結界にいる私たちに、
抗う術はありません。
かくなるうえは・・・

↑えぇぇぇえ!まさか?(そんなワケない)
私たちの嘆きを糧に、
彼女はすくすく成長していくのです。
大人になれば、もう少し落ち着くんだろうか?
最近のコメント