とにかく明るい・・・ではなく（笑）

2015年6月15日(月) 450 / 0

とにかく人懐こいキジトラ、こととらⅢ（仮）の里親さんを募集しています。
数日前、職場の若い従業員から「新顔の猫がいる」と言われ、これからいろいろ忙しくなるのでとっとと捕獲してＴＮＲしちゃおう、と決めました。
（もちろん、ご近所などの外飼いではないことは確認しています）
従業員の話では人慣れしていないとのこと。手強いかな・・・と捕獲器を仕掛けたら１時間弱であっさり（笑）
そのままかかりつけの病院で診ていただいて去勢、血液検査、とお願いしました。

麻酔の醒めがちょっとよくないのですぐ放すのは可哀そう、と一旦ケージに入れて様子を見ようとしたのですが、どうも様子がおかしい。
生粋の野良さんならいくら体調が今一つでも大暴れしそうなものなのに、この子は何故か安心したようにケージの中でくつろぐではありませんか。

そう言えば、威嚇こそすれ、一度も手を出したり噛みついてきたりしない。意を決してそっと頬の辺りをくすぐったらゴロゴロゴロゴロ盛大に喉を慣らしだしました。
・・・飼い猫だったみたいです。この甘えようは野良のそれではありません。

体を一生懸命舐めて綺麗にしつつ、目が合えば喉を鳴らしてまるで「捕まえてくれてありがとう」と言わんばかりのその様子に、病猫を抱えてそんな余裕もないはずでしたが急遽里親探しを決めた次第です。

苛酷な野良生活を生き延びた子です。まだ１歳にも満たない甘えたい盛りの子猫です。
今は痩せこけていますが骨格はしっかりしていて、成長すればきっと数キロ以上の大柄な猫になると思います。
綺麗な長いしっぽ、現代風の小顔、立派なひげ。
捨てられてしまった（多分）のに甘ったれで抱っこも好き、人間大好き。良い子です。

なお、この子の幸せを見届けるためにも、必ずこちらからお届けいたします。
その場合でも万が一、脱走対策など飼育環境に不備を感じられれば、連れて帰りますこと、どうぞご了承ください。

とらⅢ（我が家で保護、預りした猫はキジトラの牡は『とら』と決めていまして、この子で３匹目です）に良いご縁を。どうぞよろしくお願いします。

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