思えば・・・。
河原のミケ(♀年齢不明)が虹の橋を渡って、
ちょうど、まる1年が経過しました。
そして、18日はというと・・・。
またしても河原のベッピンちゃんが、虹の橋を渡って、
ちょうど、1年目となります。
そうそう・・・。
今年は、ほんと、たくさんの友人知人、親戚縁者の方々が、
虹の橋を渡り他界されました。
『出会いは、別れの始まり!』
まさに、それを嫌というほど実感させられた。
そんな1年でありました。
って、まだ今年は終わってないのですけどね。

「四苦八苦(しくはっく)してまっせ!」
などと、たとえば商売をされてる方から聞かされることがあります。
********* ここからは以前書いた日記の転載です。*******
そもそも・・・。
「四苦」というのは、なんなのか? と、申しますと。
①生。②老。③病。④死。
のことであります。
読んで字のごとく、「生きる苦しみ、老化する苦しみ、病気になる苦しみ、
死ぬ苦しみ。」
でありまして、つまり、宿命的な苦しみと言いましょうか。
すべての人類。年齢、性別、善人、悪人、に関わりなく背負わされる苦しみ、
避けることのできない「苦しみ」のことです。
ま、そうは言っても・・・。
『青春時代』は、あるいは毎日が楽しくて嬉しくてしょうがない日々。
人によっては、それを体験されるかも知れません。
私も学生時代は、まあまあそうでした。
たぶん・・・。
ところがであります。
人生、30年も、40年も、いやもっと、長らく生きておりますとですね。
眉間にシワが、一つ、またひとつと、どんどん増えてくるわけであります。
いろんな苦労、難題、心配事が日増しにドンドン増えて来るわけであります。
そしてついに・・・。
私みたいに人生50年以上も生きておりますと・・・。
「人生は苦しみの連続である!」
なんて、そう悟る、思う、考えるようになるものであります。
いやはや、「年」は、取りたくないものであります。
しかし、そうはいきません。
日々、「老化」し、「病気」のリスクが高まり、そして「死」という
恐怖が近づくのであります。
この世に、生を受けた以上、何人たりとも避けることはできません。
したがって「四苦」というのは、人が背負わされた「宿命的な苦しみ」と、
そのように言えるかも知れません。

さて・・・。
この「四苦」の他に、あと4つ苦しみがあるというのです。
それは、いったい何か、と申しますと・・・。
こんどは「精神的な苦しみ」のことであります。
●愛別離苦(あいべつりく)
●怨憎会苦(おんぞうえく)
●求否得苦(ぐふとっく)
●五蘊盛苦(ごうんじょうく)
この4つの『精神的な苦しみ』であります。
これまた、読んで字の如くであります。
愛別離苦(あいべつりく)とは、愛する人や飼ってるペットや、
そして物品(モノ)と、いつかは離れ離れ、別れなければならない苦しみ。
怨憎会苦(おんぞうえく)とは、恨(うら)み憎(にく)しみあう者と、
出会わなければならない苦しみ。
求否得苦(ぐふとっく)とは、求めても得られない、願っても叶わない時に、
起きる苦しみ。
五蘊盛苦(ごうんじょうく)とは、人間に心と身体があること、
それ自体が苦しみというものです。
すなわち、自己への執着から生じる苦しみというわけであります。
ところで、五蘊とは、仏教が教えるところの、
人間を構成する五つの要素のことです。
その要素とは・・・。
『色・受・想・行・識』の五つです。
かんたんに言えば・・・。
「色」とは物質。「受」とは感覚。「想」とは知覚。「行」とは意志。
「識」とは意識とお考え下さい。
人間は、この五つの要素がひとつに集まって、この世に生を受け、
そして生きているのです。
ちなみに『蘊(うん)』とは、あつまるという意味です。
********* 転載ここまで。*************

どうですか?
『四苦八苦』
心が「真っ暗」になったのではないでしょうか?
しかし、心配ご無用であります。
「もっとも暗くなったとき、夜空に星は輝く!」「輝くことができる!」
のであります。
そのことを実感し、体得することも、また、この世に生を受けた、
ヒトのサダメかも知れませんね。
私も、虹の橋を渡る前に、なんとかその境地まで、登りつめたいと、
そのように、思っています!(思うだけではいけませんけどね・・・。)
階段からタレこけて、ふと、またその心境になっています。
東大じゃなく、灯台もと暗し?
約4分間の動画です。
よろしかったら、ご覧ください!
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