年頭に全治三ヶ月の捻挫(階段踏み外し→原因はぴりか)、
カミさんの甲状腺異常からくる病気の発症(命に関わるものではありません)、
義父の逝去、その後を追うような義父の愛犬イブの死…。
そして愛猫ザネリとのお別れ…。
思い起こせば悪いことが多い年でした。
良いことと言えば、ネコジルシの皆さんと出会えたこと。
あきっぽい私がネコジルシの日記を何とか書き続けられたこと。
そしてピヌとの出会い。
最初はザネリの代用猫のような気がして、罪悪感も感じました。
ザネリの他にまだ三匹いるのに、なぜまた新しい子を迎え入れる必要があったのか。
その時の気持ちはうまく言い表せません。
いつもなら四匹いたところにポッカリと空いてしまった一匹分の空間。
何というか…悲しくてそして恐ろしかった。
自分を形作っていたはずの一部が突然奪われてしまったような気がして。
ザネリは確かに私の一部でした。
一緒に過ごした期間は四年弱でしたが濃密な時間です。
正直自分の中で猫の存在がこれほど大きくなるとは思いもしませんでした。
もちろんちーすけもぴりかもコサビもそれは一緒。
在宅での仕事だからこそ出来た猫たちとの密接した生活。
おそらく以前のように会社勤めだったらここまでの喪失感はなかったのかもしれません。
それでも時間は過ぎ、以前のように笑えるようにはなりました。
ピヌだってザネリと違って当たり前。

彼の個性だって大好きです。
今日はザネリの七回目の月命日です。
いつものようにマタタビのお香をあげて大好きな「焼きカツオ」をお供えしました。

今でも夜中に突然目が覚めて彼の最期の瞬間を思い出します。
悲しくて辛すぎるけど、それが彼と過ごした最後の時間。
これから何年も同じ夜を繰り返すのでしょう。
ザネリへ。
クリスマスイブに雉白の男の子がそちらに旅立ちました。
どうか迷子にならないよう見守ってあげてください。
昨日の午前10時頃の青空。

みんな、もう、出会えたかな。
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