亡くなってから、どうしようもない悲しみに押し潰されそうな日々が永遠に続くような気がしていました。
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あれから、1年。
毎朝 りのの遺影に手を合わせても、涙が出なくはなりました。
でも、まだ時々は泣いてしまいます。
命日が近づいてくるにつれて、
「去年の今頃は、まだ生きてたなぁ〜」
「もし、戻れるなら こうしてあげたい…」
そんな事ばかり考えていました。
子ども達も
「去年は、クリスマスもお正月も無かったなぁ。
それどころじゃなかったよね。」
と。
お正月どころか、体調を崩し 家事すらも 最低限のことしか出来ませんでした。
どうしたら良いのか分からず、ネットで『ペットロス』について調べてみたり…。
毎日毎日 泣いてばかりで 家族が心配しているのも、しっかりしないといけない事も頭では分かっているのに どうしようもなく…それがまた情けなくて落ち込みました。
まだ保護猫を抱えていたので、里親さん探しを頑張ろうと必死に意識をそちらに向けようとしていた事を思い出します。
そして、1年…。
今だに白黒猫を見ると、りのを思い出します。
やっぱり とても惹かれます。
娘が
「りのの命日やね。
これ、ママにプレゼント!」
と 可愛くラッピングした袋をくれました。
中身は…
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白黒猫の枕カバー
「見た瞬間、りのって思ってん」
と娘。
本当に綺麗なハチワレの、りのにそっくりです。
優しく甘えん坊だった りのは、いつも私の腕枕で寝ていました。
今日は、それを思い出しながら一緒に寝ます。
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