心にポッカリ穴が開き、抜け殻のような日々を送っていたんですが、
年が明けた1月の終わり頃だったかなぁ… 友達が久々に外に出ないかと
映画に誘ってくれたんです。 エルの事もよく知ってる人で、
私の気持ちがある程度落ち着いたかなと思って声を掛けてくれて‥
話したい事もあったし、行く事にしました。
その出掛ける当日の朝… ゴミを出しに外に出た時、すぐ向かいに大通りが
あるんですが、通りの反対側の道路脇に猫が横たわっているのが
目に入ったんです。 遠かったけど、間違いなく車に跳ねられて命を
落としたんだなとわかる光景でした…。
ビックリして、慌てて家に飛んで帰ってしまいました…
その時はまだ他の猫を見るのもつらかった時期で… そんな情緒不安定な
時になんでよりによって事故死した子が目の前に…と物凄く動揺してしまって。
けど、時間がたつにつれ、逃げるように帰ってきた自分が情けなくなってきて‥
もう1度出て見に行ってみました。
まだそのまんまでした。
いつからあの子はこの状態なんだろう… 昨日の帰りにはいなかった。
夜中?朝方? いつまでもあのままではあまりにも可哀相…
あれやこれや考えてる間に出かけなくてはいけない時間が近づいてきました。
どうしたもんかなと考えていて、とりあえず保健所に連絡して聞いてみる事に
しました。番号案内で調べてかけてみると、こちらではなく京都市美化センター
(だったかな?)という所へ連絡してくれと言われ‥
そちらにかけて聞いてみると、遺体の回収も行っているので詳しく場所を
教えてくれとの返事。 あぁ、良かった‥と少し安堵して場所の説明をしました。
その時点で既に約束に遅刻確定(*_*;
そうしたらそのセンターの人が回収のお手伝いはお願い出来ませんか?と
聞いてくるので、えっ!? いや、申し訳ないですが今から出ますので‥と
断ったら、では大丈夫です、こちらでさせていただきます…と。
出掛ける予定がなければ手伝うのは全然かまわなかったんですが‥
センターってそんな事頼むもんなの?と素朴な疑問。
何だか断ってしまって変な罪悪感が‥(@_@) もう何だかな~でした。
友達に電話で事情を話し、急いで出掛けたんですが、その時初めて
その子の姿を間近で見ました(そこを通らなければ駅に行けないので)。
とてもキレイでした。出血も見受けられなかったし、体のどこも
潰れたり折れ曲がったりもしてませんでした。
きっとはね飛ばされて頭を強く打って即死だったのではないかな…
白に薄い茶色のブチ模様のある成猫ちゃんでした。
“もうすぐここから離れられるよ。もう少し待っててね。
突然の事でビックリしたよね‥ お外で一生懸命生きて
きたんだね‥ お手伝い出来なくてごめんね”
…と声を掛け、手を合わせてその場を離れました。
友達に会い、久々にエルの事も含めいろんな話が出来、穏やかな
時を過ごす事が出来ましたが、その間も、美化センターもう来て
くれたかなぁとか、ちゃんと場所わかったよね‥とかずっと
気になってしまって(^-^;)
夜、帰る時通りかかったたら猫ちゃんの姿はもちろんなく、
すっかり元通りでした。 もう1度その子が倒れていた場所に
手を合わせて家に戻りました。
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前回の日記でチラッと書いていました、ももとの出会いに繋がる
話…でありますが、このところまたバタバタと忙しく(仕事ではなく、
その他もろもろの雑用で(^_^;))ちょいと間が開いてしまいました。
長くなりますので、続きは②で書かせていただきます。
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