長くなりますが。。。
春先になってまたミィちゃんが庭に現れるようになりました。
秋に見た時から全然大きくなってない姿を不憫に思い、やっぱり
来るとご飯を少しあげていました。
そのうち、撫でさせてくれるようになり、
抱っこさせてくれるようになりました。
4月中ごろ、抱っこしたとき、おっぱいが指に触れました。
お腹も細い体のわりに丸く、触ると固かったのです。
もしかしたら妊娠しているかもしれない。
どうしよう。。。。。。。。。
このままにするしかないのか、保護するか。
赤ちゃんが生まれたら、もう私には手に負えない、
過酷な環境に置かれるニャンコが増える、保健所に連れていかれるかもしれない。
家族に里親に出すことを条件に保護を許可してもらいました。
早急の避妊手術が必要。
当時、めろんのかかりつけ病院は担当医が退職されたので、
信頼できる病院がない状態でした。
ネット検索をグルグルして病院を探していた矢先、
いつも通る道にある小さな動物病院に、ふと思い立って入ってみました。
綺麗でもなく繁盛してるふうでもなく、ネットにHPもないような
小さな町医者のような病院。
先生が直々出てきてくださり、
妊娠してるかもしれない避妊手術のことを話すと、
妊娠してるなら早い方がいい、連れてこれたらすぐに手術をしてあげると、
親身に聞いてくれました。
決断しました。
次の日、庭にきたミィを保護。
翌日病院に連れていきました。
里親募集が前提でしたので合わせて血液検査もお願いしました。
白血病とエイズ。
「陽性が出たらどうしますか」
そこが一番保護に、躊躇した事柄です。
やはり、一番はめろんです。
めろんに負担がかかることはしたくなかった。
考えに考えた末、苦渋の決断。
「どちらかでも陽性だったら、リリースします」
「じゃ、陽性の場合はさくら耳にしますね」
夕方、お迎えにいくまで、
神様仏様、猫神様。どうかどうか陰性でありますように、
何も手が付きませんでした。
お迎えの時、
検査キットをみせてもらい、両方とも陰性。
もう、涙がでるくらい嬉しく安堵しました。
避妊手術はやはり妊娠してて、五つの命を宿していました。
もう10日もすれば出産のタイミングだったといいます。
結局、半年もの間迷いに迷って、
ミィにも負担をかけてしまいました。
でも、ここまでしか私にはできなかった。
だから、ミィには幸せになってもらう。
小さな命の分まで。
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