里親様を募集するというのは本当に身を切る思いです。
例えば、保健所から脱出させた子達。
私の手元に来るまでに、猫たちに関わったいろんな人たちの思い
「よかったね」「幸せになってね」が入っています。
私が救えた命なんてひと握りにもならない少ない数。
それでも、ニャーニャー鳴いている子達を見ると「命」の重みを感じます。

1枚目の写真の子達は、書類上では安楽死、言葉でごまかしてはいけません。
殺処分をさせられたことになっています。
そんな子達を必ず幸せにするために、必ず最期まで飼う責任感ある意思の強い人。
愛情あふれる人とのご縁を結びたいと願うんです。

2枚目の写真の子達も保健所出身です。
元気な子達でしたが、直後からコクシジウムが見つかり、治療に時間がかかりました。
私の家には既にたくさんの猫がいます。
愛情をかけてあげたくても、私には家族も子どももあり、猫の頭数もいるから1匹当たりに
構ってあげれる時間は限られてしまいます。
応募が来て、お見合い段階になってもやたらと急く里親候補様がいます。
お見合いまでの日にこそ、猫を迎えるための心構えや決心をしてもらえませんか?

3枚目の写真の子達も保健所からのレスキュー。
募集主、保護主にも日々の生活があり、猫たちのためだけに
募集だけに時間を割いているわけではありません。
里親様へと繋ぐために、人馴れは当然ですが、医療費もかけて心身のケアも施し、
里子へと出すんです。みんな、みんなとても可愛いんです。
飼ってあげれるものなら一緒に暮らしていきたいとどれだけ願ってきたことか。
里親様へ出す条件は確かにうるさく厳しいかもしれません。
だけど、それだけその子のためを思っていることもわかってほしいです。
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