老人宅の猫たち【26】～ご近所とのトラブル

2016年5月25日(水) 592 / 2

最近のお婆さんの近況は、いつも買い物に連れて行ってくれる甥御さんが入院されたので、とっても不便になり、代わりに私が週1回程度、猫餌や食料の買い出しに一緒に行くことにしています。

先日もたくさんの猫餌等、玄関先からいつものように運び込みました。
その直後、近所から大きな叫び声が聞こえてきました。近所中に響くその声はなかなか止まらず恐怖さえ覚えました。実は、近所の70代の男性がご自宅の居間から新聞紙をメガホン代わりにして「わぁ～！！わぁ～！！」と叫んでいるのでした。
この男性は、お婆さんや猫たちのことをこころよく思ってない方で長年の確執があるそうです。
私がお手伝いに入ることが気にいらないようで、猫餌を運ぶことでキレてしまったのだと奥さまが言われました。叫ぶさなか奥さまがどうにかしてほしいと言われるので話し合いに行きましたが、聞き耳持たず叫び続けて興奮おさまりませんでした。
どうしようもないので退散しましたが、しばらく私もくませんせいもお婆さんも恐怖と不安を感じました。
この日はちょうどくませんせいがいらしてたので、今後の身の安全のためにどうしたらよいかいろいろ話しました。

本当は猫たちのことをどうするかで話したかったのですがそれどころではなかったです。
私の車を見ると逆上してしまう可能性があるので、控えてほしいと言われました。
お婆さん宅から少し離れたところで落ち合うことにして、私たち二人が危険な目に合わない方法でやっていかなければなりません。

猫好きばかりではないのが現状ですが、なんとか頑張っていかねば……

でも、お婆さんを心配して下さる方もいるようで、猫が家から脱走しないように囲いを補強して下さると言ってましたし、何かあったらすぐ電話をするようにとも声をかけてくださっているようです。少し安心しました。

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