はじまりは、5月末の頃。
我が家とお隣さんの間にある、資材置き場でのことです。
(資材置き場の持ち主は、お隣さん)
積み重なった資材の下から、子猫特有の鳴き声が聞こえてきたのです。
でも、お隣さんも、ご近所の方たちも、猫は飼っていません。
我が家でも、私がアレルギー持ちのため、犬も猫も飼ったことはありません。
ということは、捨て猫か、はたまた迷い猫か。
でも、お隣さんの敷地だし、勝手に入ることはできません。
気にはなりましたが、どうすることも出来なくて、放置するしかありませんでした。
その日の夜は、少し肌寒い夜でした。
近所を縄張りとしている野良猫が、威嚇鳴きをしながら我が家の敷地に入ってきました。
あ、写真の白猫が、その野良猫です。
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少し前の写真ですが、なんか、眼光鋭いです。さすが、野生児。
さて、走り回った挙句、暫くフーフー鳴いて、野良猫は去っていきました。
それから少しして、我が家の敷地内から猫の鳴き声が聞こえてくることに気付きました。
それも、ヒニャーヒニャー……(エンドレス)という、あの資材置き場から聞こえてきていた子猫の鳴き声です。
時間は、AM2:00を過ぎていたでしょうか。
私は眠い目をこすりつつ、パジャマのまま、庭を見に行くことに。
(この時、玄関を開けたら、目の前をイタチが通り過ぎていきました。田舎だわぁ……)
鳴き声を頼りに暗い庭を歩くと、どうやら軒下に子猫が入り込んだようでした。
資材の下に隠れているところを大人の野良猫に見つかり、追いかけられて、我が家の軒下に逃げ込んだのでしょうね。
軒下は、子猫が通れる程度の隙間しかないので、野良猫も諦めて去ったのだと思います。
っていうか、これ、まずいじゃん!(@_@;)
こんな所で鳴かないで~。
出てきて~。
そうは思っても、相手はおびえた子猫。
しかも姿は見えず、鳴き声だけが響いている状態。
誘い出そうにも、どうすりゃいいのか。
何も出来ないけど、そうだ、綺麗なお水くらいは用意できるかな。
ということで、一度家に入り、低い目のトレイにお水をくみ、軒下の隙間近くに置いておくことにしました。
(つづく)
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