私も昼間は録画しておいたBSドキュメンタリーや海外の庭やオーガニックの野菜に関するものを観て終了。
こういうTVの視聴をするようになったのはいつの頃からだろうか・・・
世の中に◯◯ブームというものが来ても我が家には関係なし。子供達も興味なし。
私自身流行り物というものが嫌いで、消費拡大のために誰かに踊らされるような生活に興味はなかった。
何年か前にお笑いブームがあったようだが、TVを観ていなかった私はそれは本当か?と聞いて笑われたことがあった。だから、今猫ブームと言われても、ホームセンターに並んでいる猫たちの価格が倍以上になっていることに気づいたくらいなものである。
確かに色々な種類の猫を見るのは可愛いが、そういう番組は周りにいる人間のわざとらしいリアクションが嫌いなのでパス。
子供達も岩合さんの番組だけを観てこれまた終了。
うちには4匹可愛くて面白い子たちがいるからそれで十分。
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《カールの気をつけ!の時の顔の面白さに勝るものなし!》
他人を馬鹿にして物笑いのタネにする番組、人として成長していない大人や記憶した内容だけをひけらかし一流と言われ喜んでいる大人など、子供に見せるべきでない番組が日本には溢れかえっている。
人を公然と傷つけ馬鹿にして笑う番組を観て笑う。こういう所に社会の歪みを感じる。
笑った瞬間から、自分もその行為を肯定している人間になっているのだと思う。
息子が日曜の夜の番組を観なくなった時に言った言葉
「こんなのは大人のいじめだと僕は思う」
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『僕はいたずらばかりしているのでパンチされてまちゅ・・・』
子供達がネコジルシに魅かれるのは、動物のために自発的に行動し、傷ついた小さな命に愛情を注ぐ大人たちがいるからである。
ドキュメンタリーやネコジルシなど見終わった後に、子供達とよく意見を言い合う。こういう時間がとても大切だと私は思っている。1人の人間として社会の中でどのような役割を持つのか、自分の考えをはっきりと述べることができる。それが大人になっていく上で最も大切なことの1つだと思う。そしてこの役割には様々な形があると思う。
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《正統派ミック、我が道を行くポピー、おとぼけガロア》
日本の社会の中では、自分の意見をはっきり言う人間は1歩引かれる場面も多々あるが、信念を持って取り組めば賛同し、同じ価値観の人が自然と集まってくる。
流されない・・・そんな勇気と強い信念
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《我が家で一番強い信念を持つポピー》
猫たちの生き方を見ていると、彼らの「生き方への誇り」を感じ敬愛する気持ちが自然と湧いてくる。
常に対等であり繊細。可愛いだけのペットではない真の姿。
4匹と生活し我が家は様々なことを学ぶ機会に恵まれた。それは子供の成長だけでなく大人も同じである。
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《健やかに成長し、心も体も立派になった愛するガロア》
このまっすぐな瞳に見られても恥ずかしくない生き方をしたいと思う。
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