
三か月前にふらりと餌場に現れた時から具合が悪そうだった珠子さん。
最初は口内炎が酷くご飯が食べられなくなったところ、抗生物質を投与して若干回復。
でもそのうち、さらに食べられなくなり、薬も飲めず、悪化の一途。
一か月半前に 左脇下に大きなソフトボール大のしこりを発見。
捕まえて診察受けさせようとしても、餌に反応しないので捕獲器入らず。
いつもは藪の中に。
餌やりさんが来ると藪から出てくる。
何度か捕獲トライするも失敗。
食べられいまま、どんどん痩せて骨と皮に。
来週には藪の中に植木屋が入り、伐採するとか。
それまでに何とか捕獲しなきゃと、気合い入れ、警察にも相談。
なんと、タヌキなどの動物捕獲用の大きな網を貸してもらう。おまわりさん、ありがとうね。
でも結局 毎日遊びにくるお兄さんが素手で捕まえてくれ、病院へ。
悪性腫瘍の可能性もあり、治療費もどれだけになるのか正直恐怖。それに万一治っても里親探しも難航するのは必至。
こんな難題抱えるのは、新米ボラの私は初。
でも意を決して保護することにしたのは、ほっとけば、この子がこのまま藪の中で衰弱死。人間か入れない場所なので、死体も回収できず、炎天下で腐乱してしまう、
生きてるときも苦しんで、死んでも供養してやれないなんて、あまりに可哀相すぎる、
これでは私はきっと後悔する、と思ったから。
これでいい、ん だよね?
珠子さん。

とにかく私は治療費稼がなきゃ。
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