



のらねこ学入門
http://www.geocities.jp/noranekogaku/book/i01.html
「猫の餌やり心得」
■ 何故 のら猫は減らないの?
どうしてのら猫はいなくならないのでしょう。捨てられた猫の運命は悲惨です。
のらの寿命は3年〜4年。交通事故や病気、子猫の育つ確率は非常に低いです。
子猫が捨てられた場合、人間が手を貸さない限り、生き残ることはできません。
カラスに食べられたり、餓死したり、病気になったり、事故で死んでいきます。
しかし、猫達に餌をやる、世話をする餌やりさんがいると猫は増えていきます。
のら猫の世話にはルールがあります。
■ 餌やりさんの心得
猫の世話ができないなら餌をあげるべきではありません。
一度でもそうされた猫は、あなたを頼ってくるからです。
最初に猫を捨てる飼い主が一番悪い、それは確かにそう。
傷ついた悲しい猫を可哀想に思う優しい気持ちの餌やり。
猫を助けているのに苦情をガンガン言われる人もいます。
でも捨逃げできるアホ(飼主)と違い毎日餌やる餌やりさんは逃げも隠れもできません。
餌をやる猫はあなたの飼い猫ではありませんが、その行動に責任ができてしまうのです。
■ のら猫の餌やりルール
①猫の不妊手術をする(増やさないのは餌やりの鉄則です)
②餌場をきれいにする(餌やりの痕跡を残さないように!) →餌をやっていると猫を捨てに来られる
③餌やり時間を決める(決まった時間に集まるようにする) →多数の猫がいつもいるのは不安である
④手術して増えないことをアピール(共存を認めてもらう) →黙認してくれてればそれでもOKです
だれでも最初はただの餌やりさんです。
のら猫生活が可哀想だと思い始めます。
お腹を減らしてないか、凍えてないか。
そのうちに餌をやっていると、叱られたりすることを経験する。
猫の数が増え過ぎると迷惑する人がいるということも学習する。
ここからの別れ道は3つです。
1は餌やりをやめてしまう人。
2は隠れて餌やりを続ける人。
3はのら猫でも不妊手術はできるという情報までたどりつく人。
隠れてやっているただの餌やりさんは超迷惑な存在なのですが、将来不妊手術やってくれる餌やりさんになる可能性があります。
多くの餌やりさんたちが作ったノウハウを知ってもらい、そしてひとりでも多くの良エサやりさんが増えてくれればと思います。
最近のコメント