結局は「運」になっちゃうのかな

2016年6月25日(土) 252 / 2

何だか毎日、「仔猫ちゃんお迎え～」という日記が幾つも上がってて、眼福の日々です。

でも。

ゴミ捨て場に捨てられる子、海に捨てられる子、センターで殺される子、虐待されて殺される子たちもいます。
そこから間一髪で救われる子も。

何がこの子たちの運命を分けるのかと、ずっと考えてるんですけど、「運」あるいは「タイミング」、もしくは「偶然」くらいしか、思い浮かびません。

これが自然淘汰なら、話は簡単です。
弱いからです。
体力不足や色んな疾患で、環境に適応できなかったり、生態系上位者の餌になります。
農業でも、すべての芽を育てず、生育が悪そうなものや、良く育ちそうなものの近くに生えたものを間引きします。
昔の日本では、人間の赤ん坊だって間引かれてました。

でも、現代の猫となると、何かそれとは違う気がします。
継続的な治療が必要な疾患を持っているというのは、本来なら生きていけないはずなのですが、飼い主様の献身によって、快適に過ごしている猫ちゃんもたくさんいますよね。
保護されて大事にされても、成猫になれず、虹の橋を渡ってしまう子もいます。
だったら、弱いからというのは、理由にならない。

何が明暗を分けるんでしょうか。

私は常々、地獄は存在するべきだと思っていますし、猫を虐待した輩は同じ目に合えばいいと思っています。
でも、そういう子たちは前世の業でこうなったのよ、という意見には、納得しかねます。
……まあ、よっぽど宗教にドップリの人でない限り、そんなもんで片付けるなよというのが、普通の感覚なんでしょうが。

ここ数日考えてるんですけど、やっぱり、「運」しか答えが見つからなくて、納得できない。
命を大切にしない、仔猫を命をして認識できない阿呆な人間どもが悪いと言うのははっきりしてるけど、その犠牲になってしまうのか、命を大切にする人に育てられるのか、どっちになるかっていうのは、やっぱり、その子の持って生まれた「運」ということでしかないのかなあ。
何か不条理。

話は変わって。
↓「何ぞ文句があるのかえ？」とばあやを睨む姫様。