お預かりしているピーチちゃん改めピー太郎のプロモーションをしなければならないのに、
とにかく、さらに、激務度を増している仕事&心揺るがすプライベートマターに追われてすっかり猫関係から遠ざかっておりましたm(-_-)m
25日(土)はピー太郎の保護主である太田カメラマンが里親募集用の写真撮影にいらっしゃいました。
はい、来てくださったのですYO。
ハーレーに乗って、ベイエリアまでね...。
ところが、肝心のピー太郎が隠れてしまって姿を現さないっ!
すっかり我が家に馴れてしまい、人見知り度MAXとなってしまったピー太郎クン。
ニャンとかシーバに釣られて出て来たところをカシャっ☆
それでもね、さすがはプロのカメラマンさんです。
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このお写真の背景は我が家ではあるものの、その奥深くにかつてピー太郎が暮らしていた楢葉町のくずれた倉庫を見た気がしました...。
人の居なくなった町で、ボランティアさんの運ぶフードだけを頼りに生き延びて来た、そんな彼の苦しい過去をのぞいた気がしたのです。
近日中にがんばって募集記事を練って、各募集サイトにUPする予定です。
そして、ピー太郎の一生を全力で守ってくださる愛情深いおうちとのご縁をめざしてがんばる所存です☆
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さて、それで、タイトルに入れた「かつて関わった地域猫の現場」とは今日、ついさっき帰宅途中で見た光景です。
それはいまから3年〜4年ほど前になるのかな?
我が家から徒歩数分のマンションと大型スーパーの敷地内で猫が大量繁殖している現場がありました。
私の住む浦安市は「地域猫愛護員」という制度を設定しており、そのつながりで入って来た情報によると、
毎シーズン、仔猫が産まれては敷地内で亡くなり(ひどい時はマンション1Fの住居ベランダで亡骸を発見することもあったとか...)、発情期の鳴き声やケンカで住民は夜も眠れず困難な時が長年続いているということでした。
そこへ地域猫愛護員の仲間が介入し、避妊去勢を進め、仔猫は里子に出すという手段をとったのです。
私は主に、里親募集とお見合いの側面からお手伝いをさせていただきました。
その後、マンション住民総会の承認を経て、ボランティアから住民主導の「地域猫」として管理して行くことに成功しました。
今日、残業を終えてその大型スーパーで買い物をして帰ろうと自転車で通りかかったら、ちょうど夜のご飯タイムだったようで二人のお当番さんがごはんとお水を持って現れたのです。
そして、ご飯タイムをちゃんとわかっている猫達はおしっぽをピ〜んと立てて、「遅いニャ〜」と文句を言うかのように甘えた鳴き声を揚げながら集まってきました。
思わず、自転車を止めて「ご飯タイムですか〜?」と声をかけてしまったワタクシです^^;
猫達はみんなコロっコロに太っていて、毛艶も良く、そしてニンゲンを信頼していました☆
「みんな良かったね〜」そして、「お世話してくださって、どうもありがとうございます」と頭を下げました。
みんニャがみんな、元気な訳ではありません。
交通事故で亡くなった三毛猫。
発見した住民の方が、亡骸をくるんでくださったので直接は見ていないのですが、
顔がつぶれていたそうです...。
その遺体を引き取って、ボラ仲間と二人で泣きながら警察に引き渡したこと。
せめても、とご飯を入れて手を合わせたこと。
そんなことが思い出され、改めてまんまるに太ってご飯をむさぼる猫達を見ていたら胸がいっぱいになってしまいました。
日々の仕事や雑念にとらわれて、忘れかけていた一番大切なことって何なのかな?
そんなことをremindさせてくれたワンシーンでした。
どうか、どうか、この現場の仔達が猫としての寿命を全うできますように☆
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