現在は我が家の一員せんちゃん(♀)です。
おかげさまで、腎機能の低下はあるものの、通院治療の必要性からは解放されています。
現状での必要な世話としては、1日2回の洗顔(口周りと目ヤニ除去)に歯磨きジェルの投与です。本来は毎食後に歯ブラシしてやるのが理想なのですが、歯石除去をしてからは、手間を減らさせてもらっています。元気になってからは、抵抗が強くなって時間が掛かってしまい、楽をさせてもらうようにしてしまいました。
あとは、自分で毛繕いをしないので、ブラッシングを1日1回と、要求をしてきた時のナデナデです。
排尿のチェック(量・色・臭い)と排便のチェック(消化具合と水分量)は1日3回のトイレ掃除の時に行っています。水分の摂取量は、大まかにチェックしている感じです。
老猫で、今後予測される介護や治療の事を考えると、とても里親探しには出せません。
最後まで看取るか、元の飼主さんのところに戻るかの二択しかないですね。
ですが、腎臓機能低下という病状から、あまり率先しての元の飼主さんの捜索はしておりません。
手間が掛かり過ぎるのが厳しいと判断しています。餌もカナンの腎臓サポートのドライタイプを与えていますが。2kgで4000円前後しますので、まともに与えていると、結構お財布に響きます。現状療養食60%・気遣い食40%の割合で与えています。
必至に探している方ならこの日記に辿り着いて、連絡が来ると思っています。
過去の日記にも遡り、以下のタグを付けておきました。
「2015年迷い猫・推定10歳前白猫メス迷い猫・浜松市東区迷い猫・白猫カギしっぽ迷い猫・避妊済み耳カット無し迷い猫」
寄生虫の日記が9ヶ月で1000以上の閲覧があり、サーチで来訪者が見てくれているようです。その状況を見込んでの判断と対応とさせてもらっています。
2015年 8月16日 マイケル捜索20日目での情報により約6km離れた場所にて保護
用水路沿いの延長だった事もあり可能性は0ではなかったので訪問。
猫違いだったのは明白でしたが、あまりの酷さと、その時の自身の感情で保護する事に。
状態 推定年齢 7歳以上(10歳前後では?) 体重2300g 極度の脱水症状
全身に疥癬による皮膚炎と脱毛 耳疥癬 歯周病による口内炎 極度の貧血
軽い結膜炎と鼻炎 姿勢を維持する体力無し ノミもあり
翌日の受診にて、マンソン列頭条虫の寄生確認。駆虫剤が強いので、体力回復後の治療に。
血液検査により腎臓機能の低下と貧血を表す数値の極端な状況を確認。
投薬と皮下点滴(5日間は毎日)の治療を開始。
皮下点滴 3日に1回 8月22日より
2日に1度 3週間後(9月中旬)に状況の改善が見られない為
3日に1度 11月下旬より、脱水症状が緩和されたので変更
5日に1回 12月中旬より
3月下旬より点滴不要になる。
自宅点滴では、コツを掴むまで大変でしたが、我慢させているせんちゃんの辛さを思うと、上達するしかありませんでした。2ヶ月くらい(20回くらい)でなんとかおとなしく受けてくれるようになりました。
参考までにですが、治療費(ワクチン接種含む)は保護猫の助成もあり、療養食を除いて8万円くらいでした。かなり安かったと思います。約9ヶ月の治療期間でしたので、それでも月に1万円くらいの計算になりますが・・・(T~T)
治療履歴を書き綴ってみたのですが、長くなってしまいましたので、次回の日記に詳細を分けて書く事にしました。
我が家では、チビのヤキモチがあり、時々攻撃されています(T_T)
ドーム型のベッドに入って寝ているのですが、出入りの際に頭にネコパンチをもらっていたり、中に居る時に上に乗られたり(2月下旬頃より)してしまいます。
取っ組み合いのケンカにはなりませんが、チビの一方的な嫌がらせといった感じなのが辛いですね(T~T)
鼻水(鼻クソ)が出なくなってからは、チビに攻撃されても威嚇しなくなってきました。
でも、ベッドの中に居る時に、入口からちょっかいを出された時だけ威嚇しています。威嚇行動は、嫌な事(ケアも含む)をされなければしないようになったのが、鼻の通じが良くなってからです。
年明けくらいまでは他の犬猫が見えると、「シャーシャー」威嚇していましたが、最近は近くに寄ってこなければほとんどしなくなりました。今では並んで外を見ている事もあります(^o^)
リク(♂)とよつば(♂)は我関せずですので、同じ空間に同居しているシェアメンバーでしかないようで、トラブルはありません。チビ(♀)とは波のある関係ですね。ネコの世界も女の戦いは複雑といった感じのようです。
ベッドの外にいるだけなら、この通り何も起こりません。チビの心境がイマイチ良く分からないです(T~T)
せんちゃんは頭を撫でてもらうのが好きで、保護1ヶ月経過頃より、時々要求されるようになっていました。ノソノソと申し訳なさそうにやってきて、足や腕にアゴを乗せてゴロゴロと喉を鳴らしてきます。
当初より、本気で噛み付くような事はなく、かなり怒っていても歯を当ててくる程度なのが助かります。
目ヤニの掃除は、かなりおとなしくやらせてくれるのですが、お尻周りとお腹の手入れは非常に抵抗します。ブラッシングも下半身はネコキックが炸裂する状況(^~^)
保護当初から比較すると、随分普通になってくれました。老猫のくたびれ具合はともかくですが、治療の甲斐があって本当に良かったです(^o^)
酔っ払いの親父の様に「ウウェ~ウウェ~!」大きな声で鳴くのが欠点ですが、私ではなく、他の誰かを呼んでいるようです。元の飼主さんを恋しがっているのか、保護場所でミイラ化していた家族を呼んでいるのか解りませんが、なんともせつない時がありますね。
生粋の野良かと思っていましたが、避妊済みの状況や、僕自身への対応を見ていると、結構な期間で飼い猫だったと思える状況です。
コーヒーやポテチなどのお菓子を食べたがりますが、飼い猫時代の習慣か、野良になってからの習慣かは判断できません。体調からいえば与えてはいけない食べ物ですので、本当に食べるかを数回試しましたが、確かに喜んで食べています。
迷子になってしまった猫であるのなら、元の飼主さんに返してやりたいと思っているのが現在の状況になります。
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