募集条件の行き過ぎ

2016年7月21日(木) 1031 / 4

ある方の日記に、里親の募集条件が行き過ぎているとかかれていましてそこでのコメントが少し酷かった。

勿論、募集されてるサイドの理屈も理解はできます。
しかし、条件の厳しさに心が折れるのもわかってしまいます。

私は一番上の子は庭に迷い混んだ野良の子猫で、その子を保護しました。
大切に育てるなか、もう一人猫を迎えたいと思うにいたって、ネコジルシさんの猫講座の「どこから猫を迎えよう」にも書かれている通り、ペット飽和な現状を鑑みて、さらに、一人目を保護した状況からも里親募集でと思いました。

ですが、その活動のなか募集条件の行き過ぎに直面し、猫との暮らしを断念する方々が多いのも見てきました。
私自身も他の条件のも重なって里親募集サイトから迎える事を断念しました。

勿論、良い方々にも出会え、自分の成長にもなり、色々なところでコメントされているような、厳しい方々からも学べる所も多く学ばせて頂きましたが、結論としては「行き過ぎ」感をもつ事になり違和感を拭えません。

「買えばいい」「別を探せばいい」と簡単に切り捨てるのは思考停止で、思想の違いとは少し違うのではないかと思っています。特に「買えばいい」に関しては、それも選択肢の一つと思ってはいても、里親募集サイトが生まれ存続している事の意義にも反する気がします。

確かに猫に優しく、責任をもつことは大切とは思います。かけがえにない命ですから後悔しなことも。
でも、今のような募集の条件の現状では、折角、猫を愛してくれる人が門戸を叩いても、門前払いしてしまう現状があるのではないでしょうか？
募集する方も、応募する方も、相手が人であり思いや考えが各々にある事を、今一度考えた方が良いのではないかと思います。

12 ぺったん