昨日は奇跡が起こったみたいで、あの後も寝る前に、おやつの鰹節1本丸ごと食べてくれました
いつも、お姉ちゃんのメロと半分こだったから、丸ごと食べたかったんだよね
私もヘタながら圧迫で初めて少し尿が出せて、トトも片足をあげて手伝ってくれました
午前に行った先生の「一か月~」の奇跡に期待しました
寝る前はいつも他の猫達に
「トトに何かあったら起こしてね」とお願いしています
3時間おきに起きていますが、それでも万が一が怖いからです
夜中の14時、猫達は私を起こしてくれました
盛りの付いた時のような、それでいて哀しげで低い声でゆっくりと
「あぉーん、あぉーん」と
三匹揃ってフェンス越しにトトを見ています
トトはウンチをしていました、赤茶色の固形の2~3㎝の3個
けれど不吉な予感しかしませんでした
食べても息が荒い、麻痺や痙攣が上に進んでいる
それは凄い速さで上にむかってきています
そして、それから眠れぬ夜を過ごし朝4時過ぎには、目がおかしくなっていました
薄い膜がはり、目の瞳孔の形がおかしく、あーこれは…と確信させるものでした
けれど今朝は突然に仕事を休む事ができず、娘とたまたま休みだった私母に病院を任せ
なんとか朝のシフトのみで出勤しました
仕事中に暇をみてはラインで娘と連絡、病院についてすぐに急患として酸素室に入れられたそうです
そして最後に治療方針を聞かれたそう…けれど私は仕事でおらず、娘には理解不能
ラインで必死にリアルタイムで娘を通じてお願いしたのは
既に脳に達している場合の延命はしないで欲しい
家で看取ってあげたいが、何をすればいいのか?水は?食べ物は?室温は?
何より苦しみますか?痛みは大丈夫ですか?
抗がん剤だと一週間は保つ可能性があるそうです…けれど脳に達している時点で意味はないと思いました
何より効くかわからない、けれどそういう選択肢
モルヒネは一日で3回打つという選択肢、けれど既に痛覚もなく痛みを感じないらしいトトに、その為に死の危険を別の場所にするかもしれないのに通う必要性はあるでしょうか?
入院…という選択肢もありませんでした
何よりも我が家で看取ってあげたい
せめて近づけなくても大好きな家族猫の近くで逝かせてやりたい

先週の日曜日までは元気だったトト、時間も速すぎますし場所も病気も悪すぎました
今はウトウトしています、とても心拍数が速いです
けれどまだ生きています、娘と私の布団の間に、特別トトベットを作って寄り添っています
まだ耳は聞こえています、トトと呼んで頭を撫でると、おかしくなった瞳孔の目を閉じて
うっとりします、すでにおやつも食べません、それでも鼻にほんの少しこすりつけて
匂いを嗅がせ「おいしかったね、よかったね」と撫でてあげました

トトの大好きな、おとーちゃん達も見舞いに来ます

気配はわかる様子で耳をそちらに向けます
まだ大阪センターからの結果が届きません
ウィルスが否定されれば近くに他猫達も近づけます
今日か明日までだそうです、もう奇跡は見るからに起こりそうにありません
けれど家族で傍にいれるように仕事も明日休みを貰いました
一人で寂しくいく猫もいるなか、それでもトトは幸せ者です
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