一杯猫がいるとは聞いていたが、今までは遭遇したことがなかった。
そりゃそうだ、遭遇したくないと思いながら通りすがりにのぞくだけだもの。
そんな覚悟のない時に行ってもあちらさんも出てこない。
最近の猫ボラでの幸運のおかげで、私の覚悟のレベルも上がって来たので、とりあえず現場でのリサーチ開始。 こういう猫の溜まり場には、餌やりさんか、ただ遊びに来る人か、何かしら毎日のように来ている人がいるものだ。 その是非はおいといて、取り急ぎ情報収集。
猫は避妊去勢手術をしてあるか、何匹いるのか、人慣れした子や子猫はいるか、餌やりさんは何時に来るどんな人か、宮司は餌やりに反対していないか、など。
私も、こんな風に知らない人にも話しかけて情報収集できるようになったのは最近のことだ。
とかく野良猫問題で関わる人間の中には、猫嫌いや虐待魔は論外としても、自称動物愛護者の中にも、モラルや近所迷惑を無視した強烈な持論を持った変わりものも(例えば野良猫の不妊手術反対論者で餌だけやり外で猫を増やしてしまう人) いて、こちらが善意でお金まで出して助けても嫌な思いをすることも多いので、私は一部の知り合いを除いては、できるだけ人には関わらず、猫だけと関わって活動したいと思っていた。
しかし、自宅から離れた現場ではそうもいかない。 そんなところまでおせっかいしに行くとなると、私一人では何もできない。うまく味方になってくれそうな、そして まともな?人を見つけなければならない。
その日会ったのは、毎日遊びに来るという若い女性。 しっかりした良い人そうだった。
そういう人はだいたいそうなのだが、ペット不可のアパートで自分は飼えないのだとか。猫の事は心配してくれてるようで、私が猫ボラしているというと色々情報くれた。
どうやら10〜20匹いそう😖 子猫もいるとの事。


人慣れ猫も。
成猫は全て手術済み。近隣にはほかにボラはいないはずなので、だれがやってくれているのだろう。 素晴らしい。
餌やりさんも良い人らしい。
宮司は猫嫌いの意地悪らしく、餌やり禁止の貼り紙もあちこに。
ひどい!と言いたいが、この神社は私有地なのでそうも言えない。
餌やりの時間を聞いて後日、夜張り込む。
ひえー、ウジャウジャだあ。😂😂
明らかに餌を待ってる様子。
大半は人慣れしていない。
虐待魔からうまく逃げられそうな人慣れしてない子にはホッとする。
自分が飼えないならむやみに慣らさないでほしいものだ。

あ、餌やりさんらしきを発見。
話しかけてみる。
珍しく(笑)、全てきちんとやってる正しい?餌やりさんだった!
私も別の現場で、一人で全部の未手術の猫の手術を引き受け、一時は一度に10匹くらい追いかけていたこともあるが、餌やりはやっていない。 この方は毎日二回の餌やりと全ての手術、そしてエサ場の近隣の住民の対応、ウンチの掃除も。 全部一人なんだそう。
たまに自分の癒しの為に遊びにだけ来る人は沢山いるが、助けてくれる人はいないらしい。
里親探しは全く出来ないとのことだ。
そりゃそうだろう。
せめてそれだけでも手伝いますよ、と 思わず言ってしまった。
言わざるをえなかった。
私が初対面で触れる大人ねこが2匹はいた。
こーゆー子が外にいるのを見たらつらい。


この大人、チビ猫の親か?
はちわれは3歳くらいか。
里親探しはスペック的には微妙だか、検討は可能。
それと会えなかったが、子猫が合計四匹いるらしく、うち1匹はかなり小さく慣れそうな感じらしい。
保護検討対象は大人2匹と子猫1匹だ。
全部一度には無理。優先順位を決めないと。
子猫は急がないと外が長いと人慣れしなくなるかもしれないし、圧倒的に里親が見つかる確率が高いから優先かな。
出会った子はご縁と言った私。何かしらはしてやりたいと思う。
この子達は何を私に求めているか、私がしてやれることの中にこの子達の幸せがあるか、自分のキャパとこの子達の性格をもう少し見極めて、何をしてやるかじっくり考えたい。
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