1週間ぶりです。ルーシー納言です。
前々回の日記で告知した、むぎを捜索するためにやったことの経験談を綴ろうと思います。
その日の状況、心境等書きますので、長文になりますのでご了承ください。
7月16日(土)脱走当日。
12時頃、母親がむぎを玄関先でブラッシングしていたときのこと。近所の人が訪ねてきました。
それにむぎが驚いてしまい、また、同居猫が外に出ないよう玄関を閉めていたため家の中に逃げられず、家を半周して近所の雑木林の中に飛び込んで行ってしまいました。すぐに母親と父親が雑木林の中を探し回りましたが見つからず…。それを会社で知った私は昼からの仕事に手がつけられませんでした。
特に不安だったのが、むぎが我が家で一番の臆病ものだったからです。家に知人がきたら真っ先に逃げ、知人が帰ったあと家中捜索するのですが、家なのにどこにいるんだというぐらい見つけられないのです。
私は17時に帰宅し、母親に詳しい状況を聞き近所を2人で捜索。家から50m程の資材置き場でむぎの名前を呼ぶと、鳴き声がしましたが見つからず…。
帰り道がわかるよう、家の回りに猫砂を蒔きました。
母親と猫の脱走時にやることを夜通しネット検索しました。メスで避妊済みだとそう遠くへは行かないため、明日は一日近所を捜索することにしました。
7月17日(日)
早朝、昼時、夜に捜索しましたが見つからず。
ツイッターで情報拡散、ネコジルシへ迷い猫登録、ネコサーチへ迷い猫登録しました。
母親が猫が帰ってくるおまじない(俳句、餌皿をひっくりかえして窓際に置く)をしました。
7月18日(月・祝)
私がチラシを作成(テンプレートはネットから拝借しました)し、地域組合の関係で顔が広い父親と母親で近所に聞き込み、ポスティングしていただきました。道路の向こう側には行かないことを信じ、逃げた方向300m圏内の家へポスティング(約20件)。
近所を回ってわかったこと…
・自宅から100mの家の方が野良猫に餌をやっている(おこぼれをもらっている可能性あり)。
・植木屋さんが多いため、ビニールハウスが多い。また、スプリンクラーが定期的に作動する(音がすごいのでそこには近づかなさそう)。
・犬を飼っている家が多い。早朝夕方は散歩されている(散歩ルートには近づかなさそう)。
見て聞いた情報はのちのち役立つことがあるので、メモ等で整理して残しておくといいと思います。
そして夜に魚を外で焼いて、匂いで釣る作戦を実行(3,000円の七輪を購入しました)。
鳴き声がした資材置き場で匂いを漂わせながら名前を呼ぶと、物音がしました。
資材の隙間を覗いてみるとむぎがいました!
首輪ははずれていました。脱走当日に聞いた鳴き声はむぎだったようです。
…ということは脱走して今日までずっとここにいたことになります。いくらお腹がすいていようが、いくら飼い主が近くまで来ていようが、見つけてもらうまで自分からは動かないんですね…。
魚を焼いていた父親に連絡し、キャリーバックを持ってきてもらいました。
ただこの時、「猫は見つけてからが勝負」ということを思い知らされました。
資材の隙間はちょうど猫がハイハイで歩けるぐらいの高さで、また奥行きもあり手を伸ばしても届かない距離でした。母親は魚の匂いで釣り、私と父親はむぎの動きを見張り、棒などで母親のほうに誘導しました。母親のほうに近づき、目と鼻の先……というところで父親が物音をたててしまいむぎがそれに驚き飛び出し、家とは逆方向に逃げてしまいました。
せっかく見つけたのに逃がしてしまった…。なんで私たちから逃げてしまうんだ…。
その日はショックで食事も喉を通らず、次の日会社を休んでしまいました。
よくよく調べたら、転嫁行動やパニック状態、外の環境に慣れようと昔のことを忘れるなど、捜索方法だけでなく見つけてから保護までのことを調べてから行動すべきだった、と後悔しかなかったです。
保護方法を調べると、みなさん捕獲器で捕まえられていました。お世話になっている動物病院に連絡し、踏み板式の捕獲器を貸していただきました。もしかすると戻ってくるかもしれないと信じ、むぎがいた資材の隙間に設置しました。
7月20日(火)
父親が早朝捕獲器を確認に行きましたが、餌がキレイに食べられたまま仕掛けは作動していませんでした。
やっと平日だったため、有休を利用して警察へ遺失届、保健所にチラシを渡し、万が一の場合もあるため清掃センターへ猫の回収があった際連絡いただけるようお願いしてきました。その後一度、清掃センターから連絡がありましたが違う猫でした。
前日の逃げられたトラウマのせいか、私は日中寝ていました。食事も相変わらず喉を通らず、夜の捜索のみでその日は終わりました。
7月21日(水)・7月22日(木)
会社へ出勤。社員さんに猫飼いが多いため相談すると「きっとお腹がすいて帰ってくるよ」と励ましの言葉をいただきました。家族だけで思い悩んでいたため、とても気持ちが楽になりました。
帰宅後捜索しましたが、近所の目撃情報もなく、時間だけが過ぎていきました。
7月23日(金)
早朝3時、資材置き場から逃げた方向にある空き地の真ん中で、妹とまたたびを焚きました(メスには効かないらしいですが、やれることはやろうとダメもとで実行)。
しばらくして戻ってくると、むぎの模様に似た猫がまたたびの近くにいました。猫がいたところは家から雑木林を抜けたところだったので、むぎではないかと思いました。それが焦りにつながり、物音をたててしまい逃げられました…。ダッシュではなかったため、妹が懐中電灯と目で追いかけたところ、また家とは逆方向に逃げていきました。
7月24日(土)
ネコジルシにゃんでもQ&Aへ質問を投稿。
たくさんの回答をいただき、それらを実行していくことにしました。
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