前回の水害は本当にすごかった(ー_ー;)
高台にある我が家も、今度は山からの雨水で流されるのではないか?
前回の家の前の土砂崩れは、まだ何の対応策も無く、私が一人で運んだ土のうの効果も微力だろうし…。
しかも今回は夜中に降る…。
夜中の避難は人間だけでも大変なのに
とらくんを連れての避難は明るいうちにしなければ…
うちの夫はいつも避難したがらない。
避難しても疲れる…、避難所から明日出勤するのが大変になる…。
で、
結局は、車で15分程の市街地にある私の実家に避難することになりました。
(・・;)
そこからなら、夫の勤務先まで5分もかからないし。
そうと決まったら、バタバタと荷物をまとめて、とらくんを数日前にバックルが壊れたキャリーに押し込み、さあ!行くわよっ!
なのに夫は晩ごはんをゆっくりと味わい、デザートを食べ、挙げ句にお風呂に入ってから避難すると言って……。
とらくんは狭いキャリーの中で窮屈な思いをしているし、少しでも明るいうちに、雨がひどくならないうちに実家にたどり着きたく、私は私の車で出発し、車の中で大声を出すとらくんをなだめすかしながら やっとの思いで実家に着きました。
実家は築47年、昭和一桁の両親が暮らしているので捨てられない物がたくさんあり、とらくんにしてみれば探検をするには最適。
押入れを見つけては後ろ足で立ち上がり、ヨッコラショと両前足で戸を開けて侵入捜査。
ドアは開けられないから、誰かが出入りするのを虎視眈々と狙い…。
そんな様子が認知症の母にはとても頼もしい賢いニャンコに見えて、子供のようにとらくんを追いかけたり探したり。
(((^_^;)
そもそも、7月に先代猫を亡くして涙が乾く間も無く猫を探した理由は、この母の認知症の進行が深刻だったためです。
認知症ではない父も、母と同様に、私が動物病院の帰りに実家に連れていくのを楽しみにしていたのでした。
そのため、今回の避難は、私にとっては親孝行でもありました。
馴れない実家の2階で、しかもトタン屋根にあたる雨の音で何度も目を覚まし、気付くと私の布団の真ん中にとらくんがいて、睡眠不足の状態でなんとか朝を迎えました。
え?親孝行?
まぁ、それはそうと、窓の外は車がたくさん通ってるよ

気配は感じるが、姿が見えず…
あ!いたっ!

早く帰りたい雰囲気全開でいたのでした。
その後荷物をまとめ、脚を踏ん張ってキャリーに入ろうとしないとらくんを押し込み蓋をして持ち上げたら、またバックル破損。
(。>д<)
このキャリー、絶対設計ミス!
大きく開いたキャリーから飛び出し、実家の中を逃げ回り、またまたおばあちゃんを喜ばすおばあちゃん孝行をしてから紐で補修したキャリーに押し込まれ帰宅したとらくんなのでした。

顔を隠して、すっかり疲れた様子のとらくんです。
お疲れ様!
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