


週末は台風通過の影響もあり強い風と雨。子猫たちが心配になったので、昨日の午後様子を見に行ったところ、なんとなく様子がおかしかったので今朝も見に行ってきました。
庭の物置の下、暗闇の中で2匹の子猫が死んでいました。死後硬直が進んで体がピンと張った感じ。
先週の金曜は、元気に遊びまわっていたのに、変わり果てた姿になっていました。
保健所に連絡したら、「本当に死んでますか?少しでも息があれば引き取ることはできません。敷地の外に死体を移動しておいてください」と言われ、野良猫はまるでモノかゴミ扱いだなと驚きました。一人ではどうしょうもできなかったので、耳カット猫に餌をあげてくれている知り合いに連絡し手伝ってもらいました。子猫はタオルでくるんで箱の中に入れました。
6匹いたはずの子猫。2匹が近所の家の玄関先にいました。残る2匹は行方不明。庭が草ボウボウなので草取りをしながら探していると、西部ガスの検針をしている女性が、「子猫が死にかけてる。どうしたらいいかしら。」と声をかけてきました。
どうしたもこうしたも、猫を飼った経験が無い私にわかるわけないやんと心の中で思いながらも、知り合いを呼びに走る私。生き残った2匹は寝ていただけでした。
猫飼育歴16年のベテランの彼女の話によると、一見元気そうに見えるけど風邪をひいている。また、目の状態からウイルス性の病気の可能性があるとのこと。
親猫の姿が見えなかったため二人で捕まえ、目ヤニでふさがりかけていた両目に目薬を点滴し鼻水もふき取りました。牛乳や離乳食をあげてみましたが全然食べようとしませんでした。
2匹の母親はすぐ横の駐車場の屋根の上で日光浴をしていました。いつもであれば、私が近づくと威嚇して声を出すのに、まったく関心無し。年も結構取っていて、何度も出産を繰り返し、黒の毛はグレーに変色。とてもやせ細っているので全部の子猫にミルクをあげる体力がなく、他の4匹は育児放棄をしたのだと気づきました。
今回は、子猫にミルクをあげてくれるように願って、野良猫に餌をあげないというルールを破って母猫に餌をあげました。そしたら、ほかの野良猫も寄ってきて取り合いに。ガツガツ食べる様子を見て不憫だなと思いました。
生き残った2匹も、母猫のミルクを飲めない、人間の与える餌を食べないということは死ぬのは時間の問題かもしれません。
生まれる家を間違えてしまった子猫たち。里親が見つかれば幸せになれるかもと考えたのですが、私の考えは甘かったとつくづく感じました。
最近のコメント