9匹中、結構年のはずなのに、体は小さい(3キロあるかな?)
この子は、猫友達さんから預かった子です。

猫友達さん(Kさん)の自宅にも5匹の猫が居ました。
車庫の中にいつのまにか野良猫母さんが3匹の仔猫を産んでいたそうです。
人間が触っても良い頃に保護しようと思っていたら、ある日の雨の日、野良猫母さんが仔猫たちをみんなお隣の軒下に引越ししていました。
Kさんは隣家に勝手に入るわけにもいかず、様子を見ていたそうです。
しかしKさんの隣家のおばさんは大の猫嫌い。
気にしながらも手を出せずにいたそうです。
それから2日後、Kさんが仕事から帰宅すると、隣家のおばさんが近所の人と会話をしていました。
大きな声だったのでKさんの耳にも入ってきたそうです。
「うちに猫が住み着いて困ってたんだけど、さっき、裏のたんぼに放り込んでやったわ」
Kさんは自分の血が一気に引くのがわかったそうです。
慌てて裏に行き、田植えの終わった田んぼを見渡すと、道路から3メートルくらいの中ほどの稲が動いていたそうです。
Kさんは泥だらけになりながらの田んぼに入り、動いていた稲までたどり着くと・・・。
2匹の仔猫は深い水の中で息絶えていたそうです。
もう1匹は、少し離れた場所で泥の中でもがいていたそうです。
それが「すず」
「この梅雨の田植えの時期になると思い出します。猫が嫌いなのは仕方ないけど・・・だけど・・」
Kさんが泣きながら話してくれました。
人間と同じくらいに色々な人生がある猫たち。
いたずらばっかりするし、けんかばっかりするけど、み~んな可愛いんですよね!!
この小さな「すず」をもっともっと大切にしたいと思っています。

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