先月の事ですが、父の四十九日に帰省した際、
ちょっとヤボ用で留萌(るもい)という所に行ってきました。
この留萌という町、北海道の北西・日本海側に位置し、
私が小学校5年から中学2年までの4年間を過ごした町なのです。
かつてはニシン漁と炭鉱で栄えた『ソーラン節』が似合う町も
乱獲によるニシンの減少と炭鉱の閉鎖、更に若者の流出に歯止めがかからず
すっかり寂れた港町になってしまいました。
![](/img/diary_image/user_10321/detail/diary_121004_1.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
旅愁をかき立てる趣のある駅舎。
っていうか古い…(=_=)
私が小学生の時から何一つ変わっていません。
![](/img/diary_image/user_10321/detail/diary_121004_2.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
活気溢れる(?)駅前のメインストリートと、留萌の海。
駅前通りも昔とほとんど変わらず。
変わったのは通りを歩く人の数。
夕方なのに一人も歩いていない…。
海はまだ9月なのにもう既に寒そう…。
そんなちょっと裏寂しい港町・留萌ですが
何年か前から市名に入っている「萌」をキーワードに町おこしに取り組んでいるようです。
その結果、寂れた港町には似つかわしくない
観光案内所『萌え』、ラーメンショップ『萌え』、ローカルFM局『もえる』などの看板や、
所謂「萌えキャラ」が駅や町を彩る事になりました…。
何やらローカル色豊かな「萌えキャラ」モノの御当地アニメとかも配信していたらしい…。
潮風が目にしみるぜ…。大丈夫か?留萌??
何だか凄い事になっているのが留萌管内を拠点とする「沿岸バス」とその公式HP。
http://www.engan-bus.co.jp/05_moekko/index.html
↑どこが着地点なんだー!
![](/img/diary_image/user_10321/detail/diary_121004_3.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
左右と前面、後面にそれぞれ違う女の子の絵がラッピングされております。
この写真のイラストはまだ普通なのですが、
後ろ面にはちょっと恥ずかしくてお見せできないような絵が…(-。-;)
「イタ車」ならぬ「イタバス」ですね…(-_-)
お客さんはお年寄りが多いのでとってもシュール。
ちなみに結構全国規模で人気があるそうデス。
ん~…、でもコレで町の知名度が上がるのならいいのか…な?
少年時代をここで過ごした私としてはちょっと複雑でもあります。
久々なのに猫と関係ない事を長々と書いてしまいました。
![](/img/diary_image/user_10321/detail/diary_121004_4.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
家に帰ると真っ先に出迎えてくれるのは我が盟友。
やっぱり君たちといる瞬間が一番の幸せだよ。
そして先月28日、ザネリの月命日。
![](/img/diary_image/user_10321/detail/diary_121004_5.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
みんにゃとくつろぐザネリ。
ちーすけもこの頃はまだまだずんぐり体型です。
父を見送ったばかりだからでしょうか。
最近、無性に彼に会いたくなってしまいます…。
そんな事を考えながら秋の夜長に盃を傾けるのでした。
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