でも、今回のことで勉強になったこともあるので…書きます。

とらくんは、家の中も外も大好きで、でも臆病なので遠くに行くこともなく、庭先で色々観察をしながらゴロゴロしています。
ところが、ある日の朝、早起きして外に出て30分程で帰宅したのですが、腰の辺りと言うか お尻の近くと言うか…傷を負っていたのです。
気にして舐めていましたが翌日にはグッタリして狭い所に入り込んで出てこないので心配で…。祝日で病院がお休みだったので次の日の朝に動物病院へ。
先代猫は蛇に噛まれたり、体に巻き付かれて帰宅したこともあったので、てっきり毒蛇に噛まれたと思い、外に出していたことを後悔しました。
でも、先生の見立てでは、蛇の噛み傷ではない…猫です…ということで、こんな深い傷を負わせるような凶暴な猫が近所にいたのか!と思いました。
噛まれた箇所から、とらくんは逃げようとしたのだと言われ、これから完全室内飼いにしよう!と考えたのでした。
傷は表面上は小さいのに深くて 大量の膿が出てきて…。熱もありました。
膿を絞り出して、塗り薬をつけて、抗生物質の注射をして、明日も来るように…と。

すると帰宅途中から食欲全開で元気になり、すっかり安心したのですが…。
猫なので、傷を舐めるんですね…。
翌日も病院に行って傷を診てもらい、抗生物質の注射をして、翌日から飲ませる抗生物質の飲み薬ももらって帰宅しました。
膿を出すためにボツッと開いた傷も乾いてきていたので、抗生物質をうまく飲めなくてもそれほど気にしていなかったのです。
実家の父の思いがけない病気?で毎日実家通いが続き、留守番しているとらくんの観察がちゃんとできていなかったのですが、気づいた時には最初の傷とは離れた箇所がグチャグチャになっていて…。
最初の傷の治療の時に毛を広範囲剃ったのですが、最初は膿んでいなかった辺りが膿んでしまい、気にして舐めているうちに皮膚が擦れてオオゴトになってしまいました。
病院で診てもらうと、「傷を洗い流し、麻酔をして縫わなければ治らない」と言われ、麻酔の同意書を書いて、病院に預けて来たのですが…。
夕方、引き取りに行って先生の説明を聞くと、「麻酔のあとに朝食べた餌を吐いた中に寄生虫がいました」とのこと。
傷が落ち着いたら虫下しをすることにして、エリザベスカラーを首に着けて帰宅しました。
寄生虫…(ー_ー;)
数日前に、部屋の中を裸足で歩いたときに何かが足の裏にくっついて…取ってみたらオツマミの『いかくん』みたいなもので。
でも、いかくんの匂いはしないなぁ…と帰宅した夫に見せたらサキイカかもね…とのんきに会話した事が悔やまれます。
きっと それが寄生虫だったのです。

4日後病院で傷の治り具合を診てもらい、虫下しの薬を2回分受け取りました。
初回は錠剤を小さく切って飲ませたのに半分程吐き出され、その後のウンチに特に変化が無くて…失敗?
その5日後、ウェットな餌に混ぜて食べさせようとしたら白いコーティングが剥がれたらしくチョリチョリ食べていて…中の薬剤はお皿に全て残っていて…。
そして明らかに私を警戒するかのような眼差しに負けて一旦諦めました。
そして、夜まで待って、洗って乾かしておいた薬剤を、夫に体を押さえてもらって口の中にエイッ!!
意外とすんなり飲み込みました。
それからは落ち着きが無くなり、夜なのに外に出してくれと玄関や勝手口に何度も誘導されましたが諦めさせて猫トイレで用を足すのを待ち…ゆるいウンチをしたので爪楊枝を使って観察…。
特に何もいません。
翌日もウンチをしたくなると外に出してくれとせがまれ、それでも負けずに無視をして、猫トイレに柔らかめのウンチをしたので再び分析。
日中食べた草が長いまま出ていましたが、特に虫がいるわけでもなく。

きのう病院でその報告はしましたが、少し様子を見るしかない とのことで、めでたく傷の抜糸をして2回目のワクチン接種をしてカラーも外して、11日ぶりに自由な体にしてもらって帰宅しました。

数日前から力を余してカラーを着けたまま外を走り回っていましたが、最初の傷を負ってからの3週間の運動不足がそのまま体重に表れ、たった1ヶ月で体重が0.28キロの増加。
先生からダイエットを指導されました。
(´д`|||)
カラーを外したとらくん…
一生懸命傷を舐めているようなので心配して覗き込んだら、舐めているのは傷ではなくて、たるんだお腹でした。
気になるところを舐めるんですね…やっぱり。
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