
少しずつ肌寒くなってきて秋の気配が深まっています。気のせいか、野良ちゃんたちは痩せているけど毛を立てて丸くなっているような?それとも、私以外の誰かからご飯もらうようになったのかな?
糞尿被害(人間から見れば・・・だけど)が減れば野良猫に対する見方も少しは変わるかもしれない。そう思った私ですが、解決するのはとても難しそう。
野良猫たちが住む町内では、どの家も柵をしたり、忌避剤をまいたり、トゲトゲがあるシートをひいたり、中には数万円のお金をかけて超音波や液体がでる装置を置いたり、様々な工夫をしています。比較的新しい家は、敷地内で土をなるべく使わないようにしてあって、被害も家によって差があります。
でも、猫は賢くて、ほんのちょっとの隙間から、なんとかして侵入してしまい落とし物をしてきます。完全に防げません。
ならば逆の発想で、猫に来てもらって、決まった場所でトイレをしてもらおうと考えました。
「猫は犬と違って学習しないから無理だよ。」「大人の野良でしょ。今さら難しいんじゃない。」と聞く人みな同じような意見。
義母も、飼い猫に対して最初のうちはトイレのしつけをしてたけど、途中で諦めて今は庭や畑でし放題。ウチも土の入ったプランターを用意してても、玄関や庭のあちこちでされてるし、たぶんダメだろうと諦めモードでしたが、もし猫がトイレを気に入ってくれたら、うまくいくんじゃないかと考え、試しにやってみることにしました。
結論から言えば、今のところ成功です。
最初は、ホームセンターで普通の砂を買う予定でしたが、知り合いから掃除がしづらいし、臭いも残るとのアドバイスがあり、脱臭効果の高い「ネコ砂」を買いました。8キロで300円くらいだったかな。
ネコ砂を入れる容器は、細長いプランターを用意していましたが、広いほうがしやすいだろうし、複数の猫が来ても良いように、古いけど四角形の発砲スチロールの箱を使用しました。
犬猫用のトイレシートを敷いた上にネコ砂を入れトイレは完成。でも、最初は野良猫たちに全く認知してもらえませんでした。諦めかけたところ、設置して4日目くらいから1歳半の黒猫「クロニャン」が使ってくれるようになりました。
今のところ、それが毎日続いています。それは嬉しいのだけれど、猫の糞尿は臭いが強烈。これからトイレ掃除のためこまめに通わないといけないと思うと、ちょっとブルーな気持ちになりました。
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