天界の子猫捕獲保護④

2016年10月20日(木) 591 / 0

橋桁の上という場所で、はしごも一つしかない、当然のことながら
はしごに登って作業が出来るのは一人。

子猫が落ちる以外は逃げられる心配がないので、ある意味安心。

どうやったら子猫は捕獲器に入るのか。

５分ほど皆で話し合い、捕獲器の網とはしごの先を紐で結び
落ちないように、動かないように支え、更にガムテープで固定することに。
（原案　しらす。ｻﾏの旦那ｻﾏ）

そして、その状態をみんなで地上から見上げて祈る。

すると、ずっと鳴かずに静かだった子猫が
「ミャーミャー」としわがれた声で泣き出した。

すぐには入らないだろうと、皆が声を潜めながら談話(笑)

１０分ほどだったころかな？
しらす。ｻﾏがいろんな方と電話のやりとりをしていた車から降りてきて
はしごを登りだした。

何事かと皆固唾を飲んで見る。

「あれ？これ、まさか・・・・入ってるーー！！！」

みんな「えーーーー？！！＼(◎o◎)／！」

覗き込んだせいか、子猫ちゃんが捕獲器の中で暴れてるそうです。

いつのまに入ったの？鳴き声が聞こえなくなった時点で入ってたの？？
みんなで手を取り合い、喜びキャーキャーいいまくってた。

やっと、地上におりてきた小さな天使、茶トラちゃん。

橋桁の上にいるときは、威嚇しまくりだったそうなんですが
捕獲器の中で人間に囲まれ、少し怯えながらも愛くるしい顔を見せる茶トラちゃん。

痩せてもいない。なんか、イメージが違う(^_^;)

私の中では、威嚇しまくり、猫パンチ繰り出す、汚れてる、やせ細ってる。
そんなイメージがあったのに、全くどれも当てはまりません。

警察にも消防にも見放された小さな命。
私たちの皆の協力で、手の届かない場所にいた子猫を
見事に地上へと無事保護することが出来た嬉しさは格別。

世の中の猫たち全員に幸せあれー！＼(^^)／

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