その後……なんと！

2016年10月30日(日) 342 / 2

苦渋の決断をして、泣き暮らすこと二泊三日。
なんと母親から、「やっぱりあの子をうちで幸せにしたい」という言葉が出ました。

まぁ、なんて勝手なことを言うのでしょうと思いましたが、保護主さんにお返しして初めて、もうちびにゃんは立派に家族の一員であり、欠かすことのできない存在になっていたのだと思い知ったようです。
どうしてそこにもっと早く気付けないかな－、と呆れましたし……そこに至るまではもちろん一悶着も二悶着もありましたが、家族会議を夜中まで繰り返し、今度こそ、本当に！　我が家でちびを幸せにする、と家族の意見が一致しました。

大泣きしましたし、保護主さんにもご迷惑をおかけしましたし、なによりこちらの勝手な都合で、ちびにゃん本猫にも辛い思いをさせてしまいました。
でも今、すぐ傍でリラックスして眠っているちびにゃんの姿を見ていると、やっぱり心は和みます。
先住猫もだいぶ落着いて、近寄るとまだ唸りはしますが、追いかけっこを楽しんでいることもあるようになりました。
もう二人でお留守番もできるようになりました。
きっとこうして、上手にお互いの距離を取っていくのでしょうね。

母親はあれだけちびを拒否していたのが嘘のように、今は猫かわいがりしています。
きっと母親は母親なりに、ちびや先住猫のことを考えてのことだったのでしょうが、発言が行き過ぎてしまい、反省したのだと思います。
時々始まる運動会も、温かい目で（時々ハラハラしながら）見守っているようです。

二人は今、私のベッドで同じポーズで寝ています。
先住猫、ユーリは今まで通り足下に。ちびにゃん、那月は枕元に。
距離はありますが、そうして三人で眠ることも多くなりました。
ユーリも那月も、幸せにするからね。

あれだけお騒がせしたのに、快く再度のお迎えをお許しいただいた保護主さんには、本当に感謝の言葉もありません。
このご恩は、那月を幸せにすることはもちろんですが、何らかの形でお返ししたいと思います。

そして唸りながらも、那月を迎え入れるようになってきてくれたユーリ。
本当にい子だね。あれだけ唸っても、猫ぱんちしても、爪は出さないし、噛みつきもしなかったね。
愛してるよと、毎日毎日何度言っても足りない愛おしい存在です。

母親の不穏な発言に動揺し、情緒不安定になった私に、暖かい言葉を下さった皆様。
本当にありがとうございました。
那月は「うちの子」になりました。絶対に、幸せにします。

そう遠くない未来に、二匹が寄り添っている写真をアップできることを祈って。
みなさん、本当にありがとうございました！

これからは明るい話題を書いていきたいと思います。（＾＾）

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