車で五分くらいの職場は駐車場の雪かきのために一時間かかりました。
やっと道路に出ても家までの除雪されていない道路はすれ違えず、どちらかが待つことになります。
赤い郵便屋さんの車、ありがとうございます。
白い郵便屋さんの車、ありがとうございます。
郵便屋さんの車の色の違いはなんなんだろ。
譲ってもらって、頭を下げると軽く手を上げてくれる・・・こんなときは雪国もいいかなと思います。
慣れない仕事、夜勤明け、雪降りのときはコタツでゆっくり休もうと思ったら、ドアに不在票。
梅干おばちゃんさんからだ・・・お菓子と書いてある!
この間のこんぶ飴の袋の老人と子供が集団で脳裏に浮かんできました。
郵便屋さんの携帯に電話するとあと5分ぐらいで行きますとのこと。
すれ違ったどちらかの車だと思います。
届いたお菓子は・・・あ~!
この間梅干さんが編んでいたあれだぁ~!
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梅干さんの日記を見て、どんなものができるんだろうと楽しみにしていたら、こんな風になりました。
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きれいで明るい色で固めに編んでくれています。
とっても暖かそうです。
すぐに電話すると、相変わらず元気な声でした。
サプライズで送ってくれたのはジジ様のアイデアとか・・・
さすが、どーんとすとれーと。
私用、ダンナ用、ヂュッピー用だそうです。
タマちゃんのヨダレも付いているそうです。
もったいなくて使えません。
体調はどうなのかな、大分いいのかな。
肝心なところ聞くの忘れました。
嬉しくてテンションの上がった私は勢いづいたまま、大沼デパートへと向かいました。
大雪なので車でなく無難な徒歩にしました。
街中は混んでいると駐車場などが面倒です。
要するに運転下手なんです。
目的は羊羹を買うことと、これ。
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中山みどり先生の個展。
去年、村山市の展示会に行ったときに主催した会社の社長さんが大沼デパートの初売りで
先生の展示会をすると教えてくれていたのです。
今回は犬がたくさんいました。
釘付けで場所を離れられなくなってしまいました。
後ろのほうで「新幹線が遅れて・・・途中の雪が・・・では後で・・・」
眼鏡をかけて肩ぐらいまでの髪の女性がスタッフと名札をかけた方とお話をしておられました。そばで男性が写真を撮っていました。
先生ご本人と旦那様だったのかもしれません。
あまり長くいるのも不審者と思われるかもしれないとやっと会場から出ました。
歩いて行ったのでコートも帽子も髪まで雪に濡れて百貨店の客、相応の格好ではなかったのです。
販売品も何点かあり、四十すぎぐらいの作業員風の男性が入院しているおかあさんにとフレームの茶白の猫の作品を買っているのが印象的でした。
24,000円をカードの10回払いで。ってなんかジーンと温かな気持ちになりました。
ふと外を見ると、ますます雪の降りぐあいが多くなり急いで地下へ行き、羊羹を買って、途中でからからせんべいを買って帰って来ました。
これはやんちゃ坊主たちの里みやげにするものです。
家に帰ってヂュッピーと熱いコーヒー。
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大好きな小松の塩羊羹。ヂュッピーが食べているのは梅干さんからいただいたツバメサブレ。
これとってもおいしいです。
私とヂュッピーで一袋すぐなくなりました。
今度はあの、あの、あの ふれあい猫展があるようです。
私の日記で散々文句を書いたら、一番回覧数が多いのです。
ふれあい広場で猫を膝に乗せ、ほおづりしている男をまめおさんと思い込み、デパートの外でハーモニカを吹いている名物おじいちゃんのことを書いたり・・・
でもまめおさんではありませんでした。
二年後、梅干おばちゃんさんはこのハーモニカおじさんのハーモニカで歌を歌うことになるのです。
人の繋がりって不思議で楽しくて温かいです。
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