他の人にはどう見えようとも
私の目にはそれはそれは可愛いおぼっちゃま
毎日思う
〝できることなら鼻の横の黒子になって
片時も離れずそばにいたいと…〟

しゃがんだ瞬間 背中に子熊が乗った
この子熊 なかなか可愛い性格をしている
茶色だけど 千よりずっと穏やかな〝姫〟
あれ 茶色が丸くなってる
誰か陰の支援者がいるのかもしれない
目を光らせなければなるまい
うちは熊牧場ではないのだから

いつものように 水を飲んだ後に
なぜかピュアクリの蓋を外す
(どの辺が穏やかと思う人もいるでしょうが
性格が穏やかなのです)
中のフィルターを出して毳立たせる
(おおー毳って漢字使えた♪)
中身が出ては困るのでピュアクリは
しばらく使用したらお蔵入りかな
すでに歯型というか損傷が激しい

蓋を外して さあこれからという時
何もできない千が邪魔をしに来た

〝お兄ちゃん このピュアクリは私のよ
お兄ちゃんは また甘やかされて
ヘルスウォーター買ってもらったじゃない
あっちで飲みなさいよ
継母の後ろ盾があるからって図々しい
邪魔されたから 昼寝でもしようかなあ〜〟

姫〝ヤバっ 継母が来た〟
継母〝何してるの 千を虐めてないわよね〟
千〝く、くる……〟
姫〝もちろん 押さえつけてるだけで
いいえ、やさしく寝かしつけてるだけだから
眠れよい子よ〜〜🎵〟
『あとがき』
こんな風に特に何も起きない普通の毎日を
送れることがどれほど幸せか
時には立ち止まって考えることも
必要だと思う今日このごろ
腹も立つけど 時には役立つ 家族がいて
可愛い千と姫がいて
元気に走り回っている
多少の辛いことは
あったとしても
私は幸せだなあって思います
お空の上に行ってしまった 猫友さんのあの子にも
いっぱい元気で幸せな日々を
送って欲しかった
今頃 虹の橋で たくさんのお友だちと
仲良く遊んでいたら嬉しいな
今日もあの日と同じ青いスッキリ晴れた
空でした
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