ありがとう。

2017年2月8日(水) 291 / 0

ロナウド

わたしあなたに出会えて
あなたと過ごした３年間
本当に幸せでした。

猫を保護するのも
猫を飼うのも
全く初めてで
猫のことは
何もわからなかったけど

猫って本当に
かわいい生き物なんだなぁって
気付かせてくれたのは
あなたのおかげだよ。

名前を呼ぶと
にゃあって返事して
走ってこっち来てくれたよね。

仕事から帰って
玄関開けると
扉の向こうでいつもちょこんと
座ってお迎えしてくれたよね。

ただいまって言うと
まるでおかえり〜って言ってるみたいに
にゃにゃにゃにゃ〜って
返事してくれたよね。

その後すぐに爪とぎして
廊下を真っ直ぐ走って
キャットフードを保管している棚の前に
座って早く〜お腹すいたよーって
催促してたよね。

わたしが遅くまで夜更かししてたら
何してるの〜？
早く寝ないとだめだよーって
心配してくれてたね。

もう寝るよ、一緒に寝ようって呼んだら
布団の中にもぐってきて
わたしの横で寝てくれたよね。
枕を横取りされてちょっとイヤだったけど。。

朝は目覚まし時計が鳴っても
なかなか起きないわたしを
早く〜起きてーって
わたしの顔をちょんちょん叩いて
それでもわたしが起きないと
にゅうって爪がのびて
カリカリわたしの鼻をひっかくから
痛くて飛び起きたっけ。

いつもいつも

不甲斐ない
わたしの横に居てくれた
ロナウド。

あなたが天国に旅立つ前日まで
ちゃんと玄関までお迎えしてくれてた。

ふらふらの体で。。。

次の朝は
嘔吐して、痙攣して、呼吸が荒くなって、
苦しんで、
息を引き取ったあなたが

夜寝る前に
わたしの膝の上の毛布に
よろよろしながら
モフモフして

さぁ、寝るよって言ったら、
小走りに
いつも食べてたドライフードを
いつものようにカリカリうれしそうに食べたから
ああ、食べてくれた、よかった、って
思ったけれど

わたしを安心させるために
ムリして食べたんだね

やさしい子だったよ。あなたは。

こんなにはやく

あっけなく

あなたと別れることになるなんて

あなたと出会ったときに
最初からわかっていれば

もっともっと
あなたを愛したのに

もっとあなたを愛したかった。
愛すべきだった。

あなたには
ありがとうの言葉を
何回言っても足らないくらい
あなたには
感謝の言葉しかありません。