猫に餌やるな

2017年2月9日(木)

猫　害獣　野良　糞尿　被害

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お魚咥えたどら猫。
この歌が示すように、昔は猫を外に出して飼うのが当たり前でした。
1980年代前半頃から突然、『野良猫の餌やり問題』という事案が浮上します。
テレビなどでも取り上げられ頻繁に報道されるようになります。
報道のロジック（論理構成）は次の通り。
野良猫に餌をやると野良猫が増える。
野良猫が増えると、野良猫の糞尿で庭が汚れたり、野良猫が鉢植えなどを壊すなどの『被害』が増える。
そもそも、猫は室内で飼うものである。
室内で飼育され、獣医に掛かり、経済力が伴う飼い主に飼育される猫は幸福であり、そうでない野良猫は不幸である。
よって、猫は室内で飼いましょう。

さて、動物病院は自由診療です。
猫がシッコする、糞する、誰が掃除するという大号令により、数千万世帯が猫の室内飼いをするようになりました。
結果、『ペット獣医師は顧客を確保』できました。
経済力が伴わない者には『ペット保険が用意』されます。
恒常的にペット用品も使わざるを得ません。

誰が得をしますか？

エキノコックス、鳩のフンなども併せて報道することにより、恐怖を与え、正義を教え、『野良猫に餌をやる者は悪。野良猫に餌をやる者は問答無用で被疑者』という機運を作り醸成します。

要は、『御子息御令嬢（ペット獣医師）の商売上の顧客の囲い込み』が目的であって、『猫の幸せ』などどうでもよいのです。マルタやキーウエストの猫の暮らしぶりを見てみましょう。
日本人は、同調圧力で簡単にころころと態度を変えることを恥じるべきです。

追記
資本家がいて、経済の流れがあって、資本家の求めるものは利益で、その利益の源泉は消費にあります。
消費は、ビジネス（モデル）によって、もたらされます。
消費者は、自分で決める、自分で考えると言いますが、その判断や価値の基準は、テレビや新聞などのマスメディアです。
マスメディアが規範を与えます。
どうするべきかを。
そこへ、学校での教育や、宗教などが絡んできます。
扇動され、『倫理と道徳』に従う者は、『正義』を振りかざします。
思考が伴う方は迷わされる事無く、それこそ自分を信じてください。
なお、思考が伴うか否かに関わらず、経済原理に従えば当方の意見に対しては反、経済原理に従わなければ当方の意見に対して正になります。

今回の一連の日記は、2017/02/09分（当該日記）からの連作になっています。
http://www.neko-jirushi.com/user_home/diary/diary_list-4268.html?period=201702

リストの一番下に、『猫に餌やるな』というタイトルの日記で問題提起を開始しています。
”連作”というのは、私の2月分の日記が一連の流れを持ち、それぞれが根源にある『猫に餌やるな』という『問題化された事案』に対する当方の主張を補完する意味合いを持ちます。
追々、読んでいただければ幸いです。
記述が難解な場合は、ご質問くださればお答えいたします。

補足と説明

7 ぺったん