ペットロス

2017年2月21日(火) 468 / 7

最愛のハリーが亡くなって1ヶ月半が経ちます。最初の数日は辛くて辛くて、このままもう立ち直れないんじゃないかと思いました。薬剤師さんに鬱に効く漢方薬を処方してもらってもそんなに効果なく、とにかく苦しい気持ちが少しでも楽になる薬が欲しくて、心療科を受診しようと思っていました。感情がなくなる薬が欲しい・・・とそればかり思ってました。

でも周りの友達の支えがあって一日一日泣く時間が減っていき、今では楽しかったことを思い出して笑えるようになり、泣くのも一日一回になりました。みんながハリーのためにお花を持ってきてくれて、気持ちを分かってくれて、一緒に悲しんでくれて、「思いっきり泣いたらいい」と言ってくれたおかげです。もし周りのみんなから「また新しい猫飼ったらいいよ」「いい加減に泣くのはやめて前向きにならなきゃ。」とか言われていたら、無理して我慢して、でも心は苦しくて、孤独で、きっと今でも立ち直れていなかったのではないかと思います。

ペットロスに苦しんでいる人は、周りに理解してくれる人がいないのではないかと思います。もし周りの家族や友達が「たかが動物」のような考え方の人が多かったり、「泣かずに頑張って！」と悪気はなくても泣いてはいけないというような気持ちになるような励まし方をしていたら、きっといつまで経っても鬱状態から抜け出せないのではないでしょうか。私はその点ほんとに恵まれています。周りのみんなに感謝です。

ハリーがいなくなって心にぽっかりあいた穴は、これからもふさがることは決してないとは思うけど・・・