夜、外食後にコンビニに寄るため回り道して帰っていると、塾帰りの中学生達が野良の子猫に餌をやっているところに遭遇。人馴れしていて私にもすぐ寄って来ました。猫風邪をひいていて、耳は垢で真っ黒。皮膚病らしく痒くて掻き過ぎたのか、顔はかさぶただらけ、耳の後ろは毛が抜け落ちて血がにじんだ状態のボロボロ。成り行きで中学生達に託される形で連れて帰ることに。中学生達はちゃんと餌の後片付けをして挨拶もできるさわやかな子達でした。
しかし本音は「困ったことになったなあ・・・」 小さい頃から実家では猫が居て猫好きですが、単身で出張もぼちぼちあるため、それまで猫を飼うことは考えていませんでした。
翌朝、仕事を休んで動物病院に。幸いFIVとFeLVは陰性。皮膚病は蚤アレルギーとのこと。耳垢は真っ黒だったのにダニは居ない。まずは風邪の治療に専念することになりました。生後2ヶ月ということにしました。

初診療からの帰宅直後。病院で顔と耳の中をきれいに拭いてもらいました。
首にしているのは蚤取り用の首輪。未だ小さいのと風邪をひいているので強い薬は使いたくないということで処方してもらいましたが、市販品と違って効果てきめんですぐに蚤は全滅しました。

風邪が落ち着きお許しが出たので初お風呂。比較的大人しく洗わせてくれました。この後のドライヤー乾燥で気持ちよさそうにしていました。

皮膚病もほぼ治った頃、飼い猫らしい表情になってきました。
蚤はいなくなったんですが、蚤取り首輪はなんとなくそのままに。

知り合いの猫、うー君との初遭遇。
うー君からの熱烈で一方的なアプローチに最初は迷惑そうでしたが、

観念したのか、何回か会わせるうちに仲良くなりました。
今考えると、単身で難しいなら里親を探せばよかったのですが、その時はそういう考えに至りませんでした。
いざ飼い始めると、周りの人達の助けもあり、なんとかなりました。このまま10年20年と一緒に暮らすんだろうなと思っていましたが、早世してしまいました。我儘を言わず飼い易い子だと勝手に決めつけていましたが、今思えば飼い主の生活に合わせて色々我慢するところがあったんじゃないかと思います。もっとたくさん遊んであげればよかった。
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