リアリティを考案...売れ残り物件にて...

2017年4月1日(土)

398 / 10

このたび...

59歳の資産家と
見合いをすることになりました

コイン坊っちゃまの
召使いでございます...

...

...

エイプリルフールということで

悪質かつ
ちょっとリアルな嘘をついてみた...

リアリティを持たせるには

「結婚しました」
などという漠然としたものでは
おもしろくない...

...なので
私の年齢からして、まず

60代にするか59歳にするか
迷った...

さらに
ご高齢でも良いが

いやいや
無難な線で
59歳にしてみた...

「資産家」というくくりも

普段の不動産屋カラーやら
金のことで
ケチケチしているサマを生かし

リアルかな...と

「結婚」という言葉を使わず
「見合い」ということで

「結果」ではなく
これから「予定」している...

...という雰囲気を醸し出すのも
本当っぽくて良い...

日記でわざわざ

こんなことを
考えたり書いたりしている自分に
呆れ果てるが...

嘘というのも
まんざらではなく...

先日、なんとなく
取引先のオッサンに

「俺の知り合いで38歳、
医者の奴がいるんだけど
沙世ちゃんどう？」

などと言われ...

「フハハハハ...
ありがとうございます...
お気遣いなく...」

...と

気味の悪い笑いを返しておいた...

38歳医者であれば
たとえ
「見てくれ」に難があったとしても

20代や30代で
飛びつく女は飛びつくだろし

40代の私がわざわざ
登場するまでもない...

その男性が仮に
年上女性が好きな人間であっても

それならそれで
年下男が好きな女性か...

高齢出産をバリバリに覚悟できる
女性でなければならない...

私は年下男にも興味がないし、

若い頃すら出産など望んだことがなく

高齢出産などもってのほか
...というダメ女の典型なので

その医者のこれからの人生を
転落させるわけにはいかない...

いやいや...それ以上に

これだけ頭や心の中に
闇や傷や思いを抱えた女が

簡単に他の新規男性など
愛せるわけもないわけで...

はっきり言って
その手の話には全く興味がないし

自分の心を浄化するには

これからかなりの時間がかかるか...
一生浄化されることがないか...

それくらい
気の遠くなるようなことなので

私には目の前の飼い猫を
愛するくらいしかできないし

それで良いと思っている...

やはり金へ執着するのは
変わりないが

金持ちの男に
興味があるわけじゃない...

「男付の大金」と
「自分で稼ぐ小金」ならば

やはり私は後者を選ぶだろうし
それはこれからも変わらない...

そのうち体もしんどくなり
働くこともままならなく
なるかもしれないがね...

ひとまずまた
売出し現場にいる...

昨日この物件に
問合せがあり

急いで現地で案内したところ
見込みがありそうな客人だったため

売れれば良いのだが...

数日、連絡を待つのみだ...

ひとまず雨は止んだ...

以上
お伝えしました...の図