そんな猫好きになったきっかけ、天国のプーとの物語です。

あの頃の私は、やさぐれていて
生きている事の意味が分からず路頭に迷っていました。
手にはリストカットが複数あり
階段から飛び降り頭打って脳振とうみたい・・・。
そんなそんな毎日を送っていました。「死」を心の底では恐れているのに
その「死」を待つかのように過ごしていました。
プーとの出会いは、そんな状況の絶頂期に出会いました。
絵描きのおじさんが、「子猫あげます。」
とダンボールに書いてあったのをみつけ、その内の2匹の内1匹がメスと聞いて
家の猫ちゃんが、当時2匹いましたので、メスしか飼えないと思ったので
そのメス子猫ちゃんを箱の中から取り出して、肩に乗せて
家に帰りました。
帰ってみたらマズご飯!
缶づめをあげてみたらこれがすごい勢いで食べだして
あっという間に食べてしまいました。
その後は、子猫ちゃんは、スヤスヤと床で寝てしまいました。
お腹が空いてたんだね。でも助けれてよかった。
弟は、「プー」と名付けました。とても可愛い名前だったので、すぐに気に入りました。
翌日は、母が買ってきたノミ取りシャンプーで、洗ってあって
私の部屋に閉じ込められていました。部屋はノミだらけ( ^ω^)・・・でも!
バイト帰宅から部屋に入るなり、プーは「にゃーッ!」とすり寄ってきました。
もう分かっているんだ。
安心できる場所に来たことを・・・。
ノミ位平気よッ!
なんだか、普通の事が泣けてきて「わーぁッーッ」と泣きました。
この子、プーは私が守る。
そんな、感情が芽生え、10年間とても可愛がり大切に大切にしてきたことが
10年後、悲しい結果を迎えます。
避妊手術を受けさせなかったのです。
子猫時代に苦しい思いをして、何故手術なの?
この選択が、私を苦しめる事になるなんて、思ってもみませんでした。
病名「乳腺腫瘍」
避妊手術さえ受けさせていれば、ならなかった病気。
可愛さとは。。。?
間違ってました。でもプーは漢方治療で、薬を飲み続け
リンパまで、広がった足が片足しか歩けなくても、
ご飯を食べに歩き
寝るときはベッドで寝ていました。
そんな、生きザマを見ていて、
今まで、「死」を待っていた私は、「生きる事の大切さ」へと
プーが身をもって教えてくれました。
10年しか生きられなかったけれど、とても大切で今でも忘れられないプー。
でも、ありがとう。
私は強く・強く・生きていくことを、楽しいと思えるまでになったよ!
私の可愛がり方は間違っていたけれど、どうかこの日記で
避妊手術をされていない方が、減りますように。
可愛い子をなくさないでほしいです。

ありがとうプー私頑張るから、最後命尽きるまで、全力で、頑張るから
捨て猫達の保護も続けるから。
天国で見守っていてね。でも最後の日には、会おうね
ゆみるより
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