
5月20日がコナの49日
火葬したペット霊園から法要と納骨のお知らせが来たけど、
まだまだ納骨の心の準備が出来ない
コナは4月2日未明に旅立ってしまった
7歳を過ぎた頃から腎臓の数値が高くなり、
心臓肥大も確認された
療養食に替えて、定期的な検診と腎臓の薬で
進行を遅らせる位しか出来なかったけど
まだ点滴を受ける程でもなく、
見た目は全然元気でやんちゃな甘えん坊
4月1日も、いつもと変わらず、私の行くところ…トイレやお風呂も着いてきた
午後7時ソファーに座ってテレビを見ている私の隣に、いつものようにコナもくっついてゴロゴロ言いながら寝てた
7時半過ぎ、急にコナの足がガクッと落ちた気がして、立とうとしてるけど立てない
慌ててソファーから床に下ろしたら、足が麻痺して尻尾が今までにない位太くなっていた
コナ自身、ビックリしていて、歩こうと必死で、前足だけで這いずり回った
尋常じゃない様子に旦那も慌てて
「病院に電話‼」と叫んで
いつもの動物病院に電話したら、もう終了時間だけど、すぐ連れて来てと言ってくれた
キャリーバックに無理やり入れて
競歩で7,8分で病院着
キャリーバックから出したら、
コナの呼吸が乱れていた
酸素吸入しながら診察
血栓が詰まって、もう足が壊死しています…と。
「残念だけど、もう長くないかと…
もっても、数日…でも足は治らないので歩けないままです。
血栓を溶かす薬は心臓に負担がかかって即死してしまう場合もあるので、今のコナちゃんには出来ません。
お家に連れて帰りますか?
それとも、呼吸が苦しそうだから、今日は酸素室に入れてあげますか?」
「酸素室に入れても、もしかしたら、そのまま亡くなる可能性はあります」と。
私は迷ったけど、旦那が「酸素室に入れて下さい」と即答。
「だって、こんなに息が苦しそうなのに連れて帰れないよ、少しでも楽になるなら、そうしよう」と。
病院は閉まっている時間だけど、先生は暫く酸素室のコナと一緒に過ごさせてくれた。
「コナ、頑張って。明日の朝迎えに来るから」
「コナ大好きだからね。怖くないからね」と言って、家に帰る事にした。
先生は「出来るだけ見回りに来ますが、他の子も入院してるので、コナちゃん一人に付きっきりは出来ないのです。どのような状態でも明日の9時に連絡しますので来て下さい」と言っていた
いつも担当してくれて、コナの事を臆病だけどお利口さんと言ってくれる優しい先生だった
家までの帰り道、旦那と「歩けなくなったら、オムツにしなきゃね」「テレビで足が麻痺して猫用の車イスを作った話あったよね。コナも何処かで作ってもらえるかな」と話していた。
長くないと言われたけど、さっきまでいつもと変わらずにいたコナが居なくなってしまうなんて思いもしなかった
その夜は、ずっと2人で誰にともなくお祈りしてて、眠れなかった
朝9時に電話をくれると言ったけど
7時過ぎに電話が鳴った
旦那が出て「そうですか…有難うございました…今、すぐ迎えに行きます」と言って、電話を切ったとたん、うわーと声を出して泣いた
男の人が声を出して、こんなに子供のように泣くのを初めて見た
電話の返答で状況を把握して、とても悲しいはずなのに、旦那の号泣する姿を見て、私の方が冷静になった
すぐに2人で病院に行くと、
既に冷たくなったコナの体に上に白い布と小さなお線香…
先生が「残念ですが…午前1時頃に亡くなったと思います」「でも、その前にお水も飲んでいたので、苦しくはなかったと思います」と言ってくれた
お礼を言って、お金を払って、
冷たくなったコナと家に帰った
病院から貰った数枚のペット霊園の紹介
突然の事で、何も考えられないから、
取り敢えず家から一番近くを選んで
次の日、個別葬で火葬する事にした
それまでの間、トイレ以外、コナから片時も離れなかった
旦那はもう泣いていなかったけど、
今度は私が涙が止まらなくなり、
悲しくて苦しくて息をするのがやっとの状態だった
4月3日 午後1時に霊園の人が車で迎えに来てくれて、霊園へ
霊園と言うより、ビルの中に小さな礼拝堂と火葬場
パンフレットには、お坊さんがお経を唱えて…等と書いてあったけど、お坊さんが来るのは決まった日だけだそうで、
車で迎えに来た人が、カセットテープでお経を流し、「その間にお焼香をして下さい」と。
お焼香が終わったら、すぐにカセットテープを止められて「火葬しますので、エレベーターで上の階へ」と。
何かパンフレットと違う…
礼拝堂も見たけど、小さな棚に置いてるだけで10万円
ガラスの扉が着いてる大きな棚は30万円
ビルの一角なのに…
「今日、そのまま納骨されますか?」と聞かれたけど、ここは何か違う…と私も旦那も思った
「後日…また」と濁したけど、
49日には納骨しないと成仏出来ない云々…言われた
そうなのだろうか?
成仏しないで、ずっとそばにいて欲しい
でも、それじゃ、コナが可哀想
成仏して
虹の橋でみんなと楽しく遊んでね、と思う
そして、また必ず会おうね、と思う
でも、そのペット霊園は、コナの居る場所じゃない
出来れば、私達と同じお墓に入れたい
暫くは、我が家のリビングの一番目立つ所に、いつでも話が出来る場所に置いておきたい
我が家は、今、各部屋、洗面所やトイレにも
コナが居たところには写真が貼ってある
いつでも、どこでもコナとお話できるように
5月20日は、コナの大好きなオヤツやおもちゃをいっぱい用意して、
パパとママが心からお祈りしてあげる
パパとママの子供になってくれて有難う
とっても幸せだったよ
コナが虹の橋で楽しく過ごせますように
また必ず会えますように
って…
それでも良い?
コナ、ずっとずっと大好きだよ
コナはパパとママの一番大切な宝物



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